うーん、二日酔いです。
そんなぼやけた視界で前回の記事を見てみましたが、透けるトンはないでしょう。素面だったんだけどね!うーん。

余計なこと書いてるうちに完全にもこみちに、もとい横道に逸れるんですな。
ちなみにスペイン語でMOCOは鼻水という意味です。うーん、あんなに背が高くてハンサムなのにどこか間が抜けてる。あれ、透けるトンと重なる部分がある?実写化したらもこみちさんに透けるトン役はお願いしましょう。

またも話がもこみちに逸れるところでした。危ないあぶない。巻いて行こう!

前置き不要の魅力。11個目 OMEGA SPEEDMASTER AUTOMATIC 3513.50。

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コレもブエノスアイレスではしゃいで買っちゃった時計。いやいやブエノスで買い過ぎじゃないかって?
そうなのです。自分でもちょっと引く位の本数を買っていまして。

旅先では財布の紐が緩くなるという言い伝えは、ばあちゃんから聞いたことがありました。ばっちゃが言ってた!ってやつです。でもまあ、意外としっかり者の定評を持つ僕には関係ないなと。そんなの都市伝説じゃない?くらいのね、まだツチノコ信じてんの〜?、くらいの気持ちでいました。それがまさか自分の身に降りかかるとは。まさかここまでとは。

しかもまだ紹介しきれていないものが、いくつもベンチに控えています。そりゃーヨメサンに言いづらいのです。ごみーんとか謝ったら許してくれるかな?透けるトンの物真似、伝わらないだろうな〜。
そして透けるトンが気になってきた方は前回の記事を、どうぞご覧下さい。トンクス!

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ムーブメントはETA7750だという話を聞きました。安心!

あれはコイツを買ったその晩のことです。
タンゴショーを見に行くぞ!おー!なんつって、ホテルのロビーの集合した訳です。みんな着飾ってね、真っ白な糊の利いたシャツの襟の裏は花柄だったりしてるわけです。最初から第二ボタンまでご開帳しちゃってるわけです。そして僕の左手首には、コイツ。

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いや、分かっていました。そういうリスクがあるってことは。だって買った時に付いていた革ベルトはボロボロで、遊革も定革も取れて無くなっちゃってたんですから。ブラブラしてんの。

でも買ったばかりのものってすぐ使いたくありません?渋谷に買い物に出かけて、パルコのトイレで着替えて帰ったりね。女子か。


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そんで、おー!ってやったときにね、そりゃあもうスポーンと。青い文字盤をきらきらさせながら、放物線が。まさに碧の軌跡。
でもってカツーンと。ピカピカした大理石の床に。

もう、わーってなもんです。

話は変わりますが、碧の軌跡というPSP用のゲームがありましてね、RPG。名作らしいです。
僕は、2年くらい前に急にPSPがやりたくて仕方なくなって、白金のBOOK OFFで中古品を買ったことがあります。そこでいくつか面白そうなゲームソフトを買い物カゴに放り込みました。その中の1つがソイツ、碧の軌跡、でした。
でも家に帰ってから説明書読んでみたらソイツ、続編でやんの。続編ならタイトルに2とか3とか付けてよ!分かんないじゃん!んで、やってません。ちなみに今Wikipediaで調べてみたら、「碧の軌跡は英雄伝説の第7作」って。ちょっとセブンて!大長編じゃん! ところで何でこの話みんなに伝えようと思ったのかな?



話を戻します。

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カツーン。その後はもうね、ダッと駆け寄ったわけです。衛生兵!えいせいへーい!ってね。
でもね、コイツは笑ってたんです。取り乱す僕に向かってね、チッチッチッチと指(秒針)を振ってね、おれは平気だって。
その頼れる様はもうね、歴戦の勇士。ゲドー!ってなもんです。ゲド戦記って元々はゲドが主役なんだよね?気になって原作読んじゃいました。面白かった。


そんでまあその日はそのまま着けていったのです。
そしてタンゴ。赤ワイン飲んだらテーブルで寝ちゃいましたが。最後の最後、拍手の音で目が覚めたので僕もやりました、拍手。そりゃあもうブラボー!とばかりにパチパチと。相席になって一緒のテーブルに座っていたカップルにこいつ正気か、みたいな目で見られましたが。

帰り際に店に入る時に撮った記念写真をもらいました。買ったばかりの革ジャンを羽織って、撮影用に店が用意したテンガロンハットを被って。もうね、完璧ガウチョ。前に紹介したアルゼンチンスタバのマグに僕の写真使ってもいいくらいです。それが僕とタンゴの思い出です。


また話がもこみちに逸れました。オバちゃんたちの井戸端会議か!ってね。

そんでまあ翌日見たら、何もしないのに24時間計が動いてました。ゲド、ちっとも大丈夫じゃなかった。無理してた。
で、修理とあいなった訳ですが、その時に短針と長針を交換されてしまいました。最初の写真から、なんか針が強調されていると不思議に思われた方もいらっしゃることでしょう。これが理由です。

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古い文字盤にピカピカの針。歴戦感、無くなっちゃった。

なにより、針だけ夜光塗料がついてるのが、なんともアンバランス。暗いところでは勿論、明るいところでもポーンと針だけ浮き上がって見えるんです。うーん。ベルトもピカピカ、ケースも磨かれてピカピカ。文字盤だけが古いまま、なんです。うーん。言ってみれば古着MIX。あれ、そう言われるとおしゃれかもしれない。smart読んでる大学生とか好きそう。東西スナップ対決!とか言ってね。つまり、ものは言い様ということですな。

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ベルトは修理の時にオメガ純正のものに交換、それにもう落とさないよう市販のDバックルをバシッと装着。同じ失敗は繰り返さないのです。きっと進化の反対は無変化。でも僕は変わっていってるよ!つってね。


同じスピードマスターと言っても、縦3つ目のクロノグラフだし、プロフェッショナルとはもはや別人と言うべきでしょう。でも格好良い。青い文字盤も一個あるとすごく便利。

直径は38mmだから、僕の手首にはジャストサイズ。コイツも腕を振るとギュインギュインとローターが回転するのが分かります。ほうほう頑張ってるじゃないの!と僕の中の父性が刺激されます。べろべろばあ!ってなもんです。

また時計について説明していないのに気がついて、最後ちらっと入れました。危ない危ない。同じ失敗は繰り返さない!このブログも進化しているのです。