あれ〜ブエノスアイレス?もう紹介してなかった?って思った方。アンまァ〜い!
1マグ目で紹介したのはね、アルゼンチンなのです。

え〜ブエノスアイレスもアルゼンチンも一緒でしょ〜?って思った方。マルティン将軍に、謝れ!

僕もルールは分からないんだけど、このGlobal Icon Seriesはね、マイナーな国は国名マグしかないんだけど、どうやらそこそこ名が通ってくると都市マグができるみたいなのです。アイドルグループのグッズ販売みたいだね!世知辛いのです。

例えば、アルゼンチンの場合。まずアルゼンチンという国マグ、その他にブエノスアイレス、ロザリオの2つの都市マグがあります。一方で、チリの場合。チリという国マグしかないんです。

サンチャゴマグも作ってよ〜!って。ロザリオよりよっぽど有名じゃ〜ん!そもそも、ロザリオってどこよ?まあ名前は格好良いけどね!って、常々僕は思ってるんです。

そんなこんなでね、今回は僕がおススメする南米の表参道・ブエノスアイレスのマグの登場なのです。満を持して!


5マグ目 ブエノスアイレス

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手始めに裏面から見てみましょうかね。お、タンゴじゃな〜い!

これもね、結構写実的。もうね、オジさんの顔、タンゴのリズムに、そのスピード感についていけなくてね、軽く斜めってるもんね!でも髪型は崩れない。カチッとしてる。だってリア充だから。

ホラ写真。マグと同じでしょ!

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ホラホラ。

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ホラホラホラホラ。

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あー間違えちゃった!コレ僕がタンゴショーを見に行った時に、店の入り口でタンゴ姉さんと撮った奴だ。うっかりしてたなあ!

危ない危ない、たまたま顔のところに先日紹介したカイチューが落っこちて、たまたま顔が隠れてたから良かった〜!ほんとね、偶然ってあるもんですなあ。


タンゴ。あの、どこかもの哀しいリズムに乗せて男女がくるくる回る、ダンス。サンテルモ地区のディフェンサ通りや、ボカ地区のカミニートのレストランの軒先では、道端にラジカセを置いてくるくる踊る、野良タンゴを見ることができます。

僕はね、前に紹介したオメガ・スピマスオートが、買ったその日にピューンとすっぽ抜けちゃって碧の軌跡を描いてあげくにカツーンってなった後に、タンゴショーを見に行ったのです。
タンゴショーというのはね、ナイフとフォークで洒落た晩ご飯を食べた後、ワインを嗜みながらダンスを眺める、という上品な、アダルトな、企画。アダルトと言っても、そこにエッチな要素は、ないよ!

そんでまあ、ダンスの中身の前にね、タンゴショー。始まるのが遅いんです。21時前に店に着いて食事、そのステーキを食べ終わってからタンゴショーの始まりはじまり〜とね。だから始まるのはね、22時くらい。

おまけにワインも飲み放題だったもんだから。そのせいでね、ショーが始まったのをフーンて眺めた、と思ったらね、もう終わってたのです。
なんだようるせーなー、静かに見なよ!って思ってキョロキョロしたらね、全部終わってみんなブラボーとばかりに拍手してるわけ。舞台のダンサー達、カーテンコールみたいにペコペコしてるわけです。え!、って。ポカーンって。

そんでもって僕もパチパチと。届け!君に届け!とばかりにパッチパチとね。同じテーブルのカップルはコイツあたまおかしいんじゃねえの、と僕を見てヒソヒソと。
それが僕とタンゴの思い出なのです。


では、いよいよ。表面。

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ちょっと!もっとはっきり見せなさいよ!焦らすね〜!

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ドーン。屹立。

え〜オベリスク〜?どこにでもあるじゃん!って思った方。そうなのです。
ニンジャ!って思った方。それ、バジリスクです。甲賀忍法帳だよね?読んだことないけど。
石化されちゃう〜気をつけて〜!って思った方。うんうん、それも、バジリスクだね〜。

確かにね、オベリスク、どこにでもある。ワシントンDCのホワイトハウスの近くでも見たし、たしかサンパウロの空港近くにもあった。
あれってホントなんだろうね!白っぽい長い塔。角張った鋭角的なフォルム。

飾り?いやいや、それだけな訳がない。
首都にあるってことは、何かすごく重要な役割を担っているはずなのです。

例えば、そう、貯水塔?いざ京都大火!みたいなことが起こったらスプリンクラーのようにてっぺんからプシャーっと。そんでもって消火、と。うーん。なんかイマイチ。映画、見てないからかな?

例えば、そう!ロケットの発射台?
後ろの奴、頼もしいぜ!ゆけ、カトウ!オレが上がる!で有名な、アレ。えんとつそうじ〜!

あとは、そうだ。コイツをグイッと掴んでね、ブチッと。そんで持ってビューンて放り投げて、そのうえにトン!タオパイパイさん!やっちゃってください!なんつってね!


うーん。今日のは難しい。オベリスク、難易度、高いよ!
ということで、先に進めちゃいましょう。諦めって、肝心!

そんでもってこの表柄、手抜きマグっぽいでしょう?なんだ、ただの線じゃん!って。でもね、意外と手が込んでるんです。

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ホラ、近くで見ると、オベリスクに刻まれている文字まで再現されているんです。忠実!写実的!

このオベリスクが建っているのはね、世界で一番幅が広いという触れ込みの、7月9日通り。
道を横断しようとすると、途中に4カ所中州みたいなのがあるんです。広すぎて一度には渡れないから。どうもこの左右のもじゃもじゃっとした木や建物は、その通りにある街路樹や建物を描いているみたい。

こんなこと言っちゃあれだけど、あんまり覚えてないのです。
だってね、世界一だぜ〜なんて偉そうなこと言ってても、ちょっと車線が多いだけの道路だからね!僕の前に道はない!僕の後ろに道はできるのです。

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そして、最後にとっておき。この角度。

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ジャーン。なぁーんにも、ないのです。
ここに何を見い出すか、何を感じ取れるのか。みなさんの想像力の幅が問われているのです。みんな、試されてるんだよ!


面白いこと、思いついたかな?だったらこそっと、僕に、教えてください。それを元に、この記事再編集するから!