光陰矢の如し、とは、よく言ったものです。

つい3週間前には希望に胸を膨らませて、目を輝かせて入社式してきた人たちがね、もはや、こんな仕事オレがやるべき仕事じゃねえぜ〜とね、頬を膨らませている頃じゃあないでしょうか。もしくは、睡魔との戦いに目を血走らせていることでしょう。時間が経つのは、早いものです。

でもね、そんな新入社員のみなさん、いや、諸君!それは、きっと、アナタたちが、まだ何をやっているのか、分かっていないからだと思うんです。

え?そもそも何の話してんのかわからない?ウンウン、その気持ち、わかるわ〜。
会社で使われてる言葉は、日本語でも英語でもない。いわば社内限定のビジネス語。誰もちゃんと教えてくれないソレをマスターしない限り、話題にもついていけないのです。

訛りのきつい地方の学校に、転校しちゃったようなもんなのです。
横文字を織り交ぜつつ会話している人たちを見ると、スゲー立派なこと議論しているように、思えちゃうんです。

でもね、本当は先週のイッテQの感想言ってるだけかもしれないんだよ?エンタの神様について、思い出を語っているだけなのかもしれない。

かくいう僕もね、もう入社後10何年なのですが、まだ、ビジネス語身に着いていない。よって、打ち合わせ中に置いてきぼりになってること、あります。
そういう時、新入社員の人は恵まれてるんです。どういう意味なんスか〜?って、聞けばいいから。
僕は、もう良い具合に中堅だから。質問できないのです。知ったかぶりとハッタリで乗り切るしか、ないのです。

こないだなんか、「たらずまいが〜」と、言われまして。「たらずまいをどうしたものか?」と、意見を求められたのです。
ハア?って。佇まい、ではないよね?その庭石のたたずまいはまるで小京都、とか、ちいさんぽ的な話題じゃあないよね?または、しらぬいまい、って、言った?僕はどっちかと言うと不知火舞より春麗派なんだけど、って、カプコンの話題じゃあないよね?

その場は、フムそれが喫緊の課題ですな、とね、重々しくうなづいて、いけない次のミーティングが始まっちゃう〜!つって、逃げ出したんです。

で、ググッてみたわけ。そしたら、たらずまい、というのは、大阪弁で不足分の、意味。「まい」が余計!素直に、足らず、で、止めてくれれば良いのに!何より、アナタ大阪出身じゃないじゃん!
とね、散々悪態をついたわけです。帰り道に。一人で。

んで、次の日の打ち合わせ。「2016年度予算のここんとこのたらずまいをですね」とね、口火を切っている僕が、いました。だって、ちょっと、カッコ良い気がしたから!
こうやって、社内でしか通用しない用語は生き永らえて、来年も新入社員たちを困惑させるのでしょう。

今日は、タイメックスのインテリジェントクオーツ。

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