シチズン、ブローバ、と続いたので、数珠繋ぎで次はフレデリックコンスタント。

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フレデリックコンスタントと言えば?やっぱり四角いケースにアール・デコ調な意匠がオシャレなカレのハートビートでしょうか。

まあみなさんご存知でしょうけど、フレデリックコンスタントの歴史をおさらい。

1988年、創業。
1994年、文字盤側から中のムーブメントの動きを見れるように穴を開けたハートビートを発表。他メーカーではオープンハートとも呼ぶみたいですけど、その元祖、その本家なのです。
その斬新しかしながら機械式とクオーツの差を一目瞭然に表してくれるシンプルな発想は世界の時計業界を震撼させたことでしょう。コペルニクス的転回やーん、っつって。
2001年、マニュファクチュール化を宣言。
2002年、アルピナを買収。フレデリックコンスタントのアイデンティティを守りつつ、スポーツラインが欲しいという顧客の要望に応えるため。
2003年、ハートビート マニュファクチュールを発表。
2016年、シチズンによって買収。

しかし、フレデリックコンスタントさん、ハートビートの特許を取っていないんです。そのせいで雨後の筍のごとく色々なメーカーから類似デザインがオープンハートだのなんだの名前を変えて出され、今ではありきたりな意匠のひとつになってしまいました。何で特許取らなかったんだろう。勿体無い!
きっとそこには、なにかしら時計産業の未来を見据えた正しく崇高な意思があったのでしょうけど、勿体無い!

それから、シチズン傘下に入る決断に当たっては、創業者の息子が後を継がないことになったからだ、とも。勿体無い!

63個目 フレデリックコンスタントのクオーツクラシック FC259BR5B6DBR

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と、いうことでね、僕の初フレデリックコンスタントは、こちら。クオーツのクラシックシリーズ。

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や、ハートビート、かあこいいなあと思った時期はあるんですけどね、なんか手が伸びなかった。値段がリーズナブルとは言っても10数万円はするわけですし。
わざわざ中身を見せちゃうなんて、機械式時計に拘ってるオレを前面に出すなんて、カッコ付けすぎかなと。内向的なボクには少し気恥ずかしいような気がしていました。端的に言えば、自意識過剰だったのでしょう。
あと、モロ出しよりも、裏スケくらいで隠してある方が、僕にとっては奥ゆかしくて魅力的に思えたのでした。

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そんなこんなで、フレデリックコンスタントには縁が無いだろうと考えていた日々。たまたま米国amazonを眺めていたら、クオーツのモデルが日本と比べると俄然安いことを発見しまして。廉価でも文字盤は美しいに違いないと購入したんでした。

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スペックを。
  • ケース径:40mm
  • ケース厚:9mm
  • ラグ幅:20mm
  • 販売年:2011年(恐らく現在は製造終了。今は文字盤がバーインデックスのFC259NT5B6のみ)
  • ムーブメント:クオーツ キャリバーFC259
  • 機能:カレンダー(3時位置インダイアルが日にち表示、9時位置インダイアルが曜日表示)
  • 防水:50気圧
  • 風防:サファイアガラス

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一見、横二つ目のワンプッシュクロノグラフかと思いました。そしたら単なるデイデイト表示。

でも、ポインターで表示するのもクラシックで良いです。ローマ数字が抜け目なく欠け目なく全部揃っているのも、うんうん分かってるねとナイス差し上げたい。若干フォントを小さくしているけど。
代償として寄り目気味になっているのは敢えての所作でしょうか、はたまたムーブメントの制約でしょうか。

ちなみに、同社のホームページでは、クオーツムーブメントも自社製っぽい書き方をしています。でも、フォントもといホントかしら。外部から仕入れて手を加えてるんじゃないのかしら。さすがにクオーツまで自社製ってのは、にわかには信じがたい。

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尾錠。革ベルトの質感はたいしたことなかったですが、まあこの価格帯なら納得。