アップルウォッチが欲しい。欲しい!

つい2〜3日前、文字盤と針がないスマートウォッチはクソだ的なことをカマしましたが、その舌の根が乾かないうちに恐縮です。情緒不安定かしら。

でも、こんなものを見せられてしまったらね、皆さんも辛抱たまらなくなると思います。コレ。

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ガイガーカウンター機能が付いてる時計や、ジャックバウアーが劇中で使ったという5キロ先まで届くライトを内蔵した時計、等で有名なMTM special opsが、アップルウォッチストラップを世に送り出していたのです。
コレをストラップと呼んでいいのかどうか、判断に迷うところではありますが。

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チタン製の堅牢なフレームが、アップルウォッチをガシッと包んでくれます。それはもうガッチリと。君のことも明日もそして孤独も、包み込んでくれるのです。MISIAか。

ポイントは、向かって左にある2つの丸。同社がマイクロダイヤルと名付けたそれらは、ちいちゃなちいちゃなアナログ時計なのです。なんと。

同社は言います。アップルウォッチは一回の充電で動く時間が短い、と。つまり、ミルスペックを標榜し、過酷な環境下での使用を前提とした本物志向を至上とする同社としては、ぺらぺらなアルミボディに1日しか保たないバッテリー、そんな脆弱なプロダクトを腕時計として認めるわけにはいかなかったのです。

そんな同社が、自身のレゾンデートルを賭けて辿り着いた答えが、世界のアップルウォッチユーザーのために同社が導き出した答えが、A-38だった、というわけです。具体的には、アップルウォッチが充電切れてもクオーツ時計で時間が分かる、っつー極めて斬新なアイデア。
しかも2つ付いてるからね。万が一、1個電池が切れてももう1個ある。転ばぬ先の杖とは、A-38のためにあるような諺なのです。

ちなみに、同社商品ページはこちら。


前述した同社云々は僕の意訳ですので、くれぐれも本気にしないでください。

まあ、僕が置かれる過酷な環境と言っても、オフィスのクーラーが効き過ぎて寒い、くらいしか無いわけで。正直、アップルウォッチの充電切れを心配するような事態にはならないでしょう。だから、たぶんこんなA-38は僕には縁がないはず。この先も、なにはなくともパソコンと電気とWi-Fiだけはある環境で生きていきたい!

でも、欲しいんです。なぜなら、このA-38、スチームパンクっぽいから。

スチームパンク。ご存知ですよね?天空の城ラピュタを金曜ロードショウで定期的に見た世代には、カッコ良いものとして意識の奥底に刷り込まれていると思います。こういうの。どうですか。

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どうですか?ちょっとキビシイでしょう。

スチームパンクっぽい時計、どれもだいたいこんな感じで。いい歳したおじさんが身に着けるにはちょっと、気合い入り過ぎている。さすがの僕も躊躇しました。

だからこそのA-38。これこそ、現代的に解釈したスチームパンクと言えるのではないでしょうか。チタンは傷が付きやすいから、使用に伴って、良い感じにスチームパンク感が出てくるのでは。
実用に裏打ちされているので説明がつきます。必要かどうかは置いておいて。

少年の頃の憧れを捨てきれない貴方にA-38。どうですか。

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問題は、対応しているのがアップルウォッチ2か3の38mmということ。うむむむ。
僕は、アップルウォッチ3の本体が中古で1万円を切るくらいで手に入るようになったら買います。MTMさんには倒産の噂もあるみたいですが、それまで頑張って作り続けていただきたい。