本ブログ読者層のみなさんにおかれては、既に読んでおられることでしょう。トマ・ピケティ著「21世紀の資本」。

2014年に世界中で一大ムーブメントを巻き起こしたらしいその本、最近また人気なんだそうですな。会社の電話会議でなんか喋っている人がいて、参加者は皆フンフンあれね、と。読んでるのが当然みたいな空気が漂っていて、とんだ疎外感。

そもそも、そんなピロティだかカバディだかカルディだかいう方、世間知らずなわたくしは知らなかったんですけど。誰やん。新手のポケモンかと思った。

ということで、kindleで購入……

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……しませんでした。しませんでした。しませんでした!なぜイエモンみたいに言おうとしたのか。

いやね、4840円て。たっかあ!有限な資本、どうせなら、同じく未読の名著である「鬼滅の刃」に使いたい。完結したらしいし、一気読みしたい。
でも、ピケティが何者なのか位は知っておいた方が良い気がする。ピケティは気になる、でもお金は払いたくない。科学者のような二律背反に、僕はぶつかったのです。

というわけで、kindle unlimitedで探してみました。ミキティ、じゃなかったピケティ、kindle unlimitedでもいくつか読むことができるのです。


1.「まんがと図説 ピケティと資本論」

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表紙から判断して、てっきり、ピケティ氏がこのサイドテールのキャリアウーマン風に女体化して色々教えてくれちゃう内容だと判断。違いました。

そしてマンガはピケティ氏の著書と関係ない。きっと、ピケティ氏が指摘している資本主義の課題を浮き彫りにするようなエピソードがマンガにされているのだろうと思いましたが、あんましピンときませんでした。ただ、解説はわかり易かったです。

要するに、現在の資本主義システムと低経済成長が続くと富裕層と貧困層の格差が拡大していくから、タックスヘイブンなど富裕層が課税回避できる仕組みを規制して累進課税で富の移転をすべきだ、と唱えているのだと理解しました。ピケティ……あんさん立派な人だったのね!


2. 橘龍介「中学生でもわかる!ピケティ超入門」

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こちらは老師的な登場人物が迷える若者にピケティの「21世紀の資本」をわかりやすく解説する、という内容。これもわかり易かったです。

こっちの方が漫画向きですね。老師的な登場人物は女体化させなければならないでしょうけど。

しかしコレ中学生が理解できるとなると、最近の中学生はたいしたもんですな!中学生なんて連中、馬鹿のひとつ覚えみたいにおしべとめしべのことしか考えてないもんだと誤解していました。僕が中学校の頃は赤川次郎の三毛猫ホームズシリーズとスレイヤーズくらいしか読んでなかった気がするんだけど。