スマートウォッチと普通の腕時計を一度に両方着けちゃう行為こと、ダブル・リスティング

わたくし、この数日、寝ても覚めてもダブル・リスティングのことを考えている。ダブル・リスティング・シンキングなわけです。現在進行形が多いぜ。

んで、むくむくと疑問が。

ダブル・リスティングにおいて、右腕と左腕に装着する腕時計はどんな組み合わせでも良いのか?

いや、そんなわけない!

例えるならば、寿司と白ワインのような。肉と赤ワインのような。そんな、ピタッとはまる組み合わせがあるはず。

ここで、皆さんに問題です。そういうピタッと感をどう表現する言葉はなんでしょうか?不在が続く芸能界グルメ王の座を狙うみなさんならもうお分かりですね。そう、マリアージュです。

ということで、わたくし、ヨメさんのApple Watchを使って、ダブル・リスティングマリアージュを探しているところなんであります。
いわばダブル・リスティングテイスティングです。イングイングと現在進行形が多いな!

とりあえず、以下の5本で試してみましたのでね、現時点での研究成果を中間報告として共有させていただきます。
 
今日は、僕なりにそれなりに合うと想像して選んだラインナップと、その選定理由。試してみた写真と感想は明日以降に投稿させていただきます(引っ張るみたいですいません)。

(前提) 右腕はApple Watch


使用するApple Watchは、4のケース径が40mmのもの。色はローズゴールド(以下のやつです↓)。
ベルトはApple純正のゴールドメッシュで、これは変更しない。ベルトまで変えだしたらめちゃ大変だから。

文字盤については、Apple Watchにデフォルトで入っているものに変更可能とします。

候補①ブライトリング エアロスペース



(選定理由)

個人的に、クオーツのデジタル時計って、もっともスマートウォッチと競合するポジションにあると思います。

むしろ、スマートウォッチはクオーツ時計の進化先、クオーツ時計の上位互換といった印象すらある。

だから、片方の腕にスマートウォッチを着けた上で、敢えてクオーツ時計を着用するというのは、それなりの理由がなくてはいけない。

僕はその理由がデザインであると思うわけです。

エアロスペースはクオーツが台頭し始めて間もない1980年代に生まれたもの。当時は最先端の未来ウォッチだったと想像します。
その後マイナーチェンジを繰り返しながらも2020年の現在もブライトリングを代表するラインナップの一角を占めている。息の長さは完成された普遍的なデザインに裏付けられているのでしょう。

特に僕の手持ちのコレなんかはバーインデックスのみ。潔くシンプルでミニマルなデザインは、Apple Watchとも親和性が高いと判断しました。

チタン製が故に軽く、重量面でもApple Watchとバランスが良いはず。

候補② レビュートーメン レビュースポーツ30s

(選定理由)

機械式が好き。これで、ダブル・リスティングする説明の大半は片付いてしまうんですけどね、それだけじゃない。もう一捻り加えたい。


スマートウォッチを片方の腕に着けたとしたら、もう片方にはまったく異なる方向性のものが欲しい。そうです、アンティークウォッチです。
そうなのじゃ…その者、歴史と未来を一度にその両腕に抱えていたのじゃ……。うーん、ほれぼれします。なぜ老師的口調なのか。

アンティークと呼べるほどの時計は僕の手元にはないんですが、こちらはレビュートーメンが1930年代のデザインを復刻したもの。雰囲気は抜群です。

候補③ノモス クラブキャンパス38

(選定理由)

こちらは打って変わって現代的なデザインの機械式時計。

バウハウスの流れを汲むミニマルなデザインはApple Watchに通ずるものがありますよね。遠い昔に別れた2人が再会したかのような組み合わせ。韓国ドラマのようだ。僕は、自分がこんなにロマンチストであっただなんて知らなかったぜ…!

加えて、ノモスのクラブキャンパスはバイリンガルダイヤル。Apple Watchもそれに合わせて文字盤をカリフォルニアにしたら左右で一層の統一感が。僕としてはこれが最も合うんじゃないかと睨んでいます。

候補④ポールスミス 銀製の時計




(選定理由)

ここまでは、共通項を見出して、相乗効果を狙ってきました。たしかにそれもマリアージュ。

ただ、忘れてはいけない。単体で完璧なものなんて存在しない。僕らは互いに足りないところを補い合う。それがヒトであっても、プロダクトであっても。そこにマリアージュがあるんでしょうが!

こちらは、Apple Watchには無いケース素材、腕時計の装飾品としての面を強調した銀時計。

且つ、両腕に着ける以上、できるだけケース径が小さいものにして単体での主張を抑えているのは吉でしょう。
実は密かに自信があります。どうだ!

候補⑤ シチズン クラブラメール コスモサイン 





(選定理由)

ここまでああでもないこうでもないと、むにゃむにゃ申し上げました。が、理由なんか要りますか?

スマートウォッチの方はある意味必要に迫られているから着用する。これはしょうがない。だから、もう片方の腕には好きなものを着けたいじゃない!それでいいじゃない!で、僕は問いたい。マリアージュ、そこに理由はあるのかい?、と。

ということで、5つ目はシチズンさんのコスモサイン 。
Apple Watchであっても、さすがに回転式精密星座盤は付いてないでしょ。あ、でも地球儀の文字盤はあるし、検索したら星座の位置も一発で教えてくれるんでしょう。回転式精密星座盤よりも正確に。でもね、僕は言いたい。だから何?、と。
シチズンコスモサインは飛び切りカッコ良いのでね、きっとダブル・リスティングでもカッコ良いとこ見せてくれると思うのです。



ということで、以上の5本を選びました。

恐縮ながら、今日は選定理由までで失礼します。着けてみてどうだったか、結果は明日以降にまとめます。

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