先日からの続きです。
片方の腕に人類が夢見た未来のひとつのカタチであるスマートウォッチを、もう片方の腕に人類が積み重ねた叡智の結晶たる普通の腕時計を着用する行為、ダブル・リスティング。
それは腕時計を冒涜する忌むべき行為なのか。
はたまた、否が応でも押し寄せてくるスマートウォッチを始めとした変革の波と共存していくための智慧なのか。
とまあ、賛否両論はあるものの、いまいち日本では盛り上がっていないみたい。ダブル・リスティングなる呼び方も、ついこないだ知りましたもん。なんでだろう?みなさんも不思議ですよね。
が、その理由、わたくしは分かってしまいました。
両腕に腕時計を着けてリストショットを撮るのは難しいからです。両腕が塞がった状態で、どうやってカメラのシャッター押すの?
だからインスタグラムなどにも写真が少なく、みなさんの目に入らない。したがって議論も盛り上がらないのでしょう。
ただね、僕が思うに、もうすぐそこまできてますよ。ダブル・リスティングのビッグウェーブが。
ということで、昨日に続いて今日は、ポールスミスの銀時計 × Apple Watch4のダブル・リスティングを。。
と思ってたんですが、状況が変わりまして。今朝、Apple Watch4ではなくxiaomiのmiband5が到着しました。
開封。
デカデカと「5」と書かれた箱の中には、バンド本体と充電コード、そして説明書の小冊子が入っていました。
AppleのApp storeで「Mi Fit」のアプリをダウンロード、Mi Fitに登録したらペアリング。
あらかじめある程度充電されていたので、すぐに使えるようになりました。
ということで、今日のダブル・リスティングです。
組み合わせは、xiaomiのMi band5 × ポールスミスの銀製ケースのクオーツ腕時計。
ダブル・リスティングのリストショット、そのやり方は簡単です。
おもむろにiPhoneのカメラをタイマーに設定、しかるのちに顎で挟む。手錠をかけられる犯人のように両腕を前に突き出す。
慌てると顎に挟んだiPhoneが落っこちますのでね、観念した犯人のように気持ちを落ち着かせましょう。あと、座った方が成功率が高いです。
自分ひとりで撮る必要無くない?友達や恋人に撮ってもらえば良くない?、と思った方。
僕はそんな貴方に対して、もしかしたらすごく残酷な事実を告げなければならないかもしれない。
これだけ科学技術が進歩した現代でも、まだヴァーチャルの存在は画面の外に飛び出す仕様になっていないのですよ。
肝心の着用感を忘れていました。
写真を撮り忘れましたが、左腕に2本並べて着けるとごちゃごちゃし過ぎる。トゥーマッチ感があります。
やはり両腕を使うしかないでしょう。左腕がふさがっていても、僕らにはまだ右腕があるじゃないか!
右腕にMi band 5を着けるようにしましたが、当然左手で画面をタッチしなきゃいけないし、左手でシリコンバンドを留めなきゃいけない。右利きだからやりにくいですな。当たり前か。
あと、ちょっと縦が長くて、僕の腕には座りが悪い印象。でもとにかく軽いし、シリコンバンドはしなやかで肌触りも悪くない。
それから、ディスプレイが常時点灯じゃないのも良いと思います。Apple Watchと違って腕を動かしても点灯しないのも◎。ファイテンのRAKUWAブレスを着けてる感覚でいけます。
コメント
コメント一覧 (2)
いつもコメントありがとうございます。タッチしたら点灯して、すぐ消えます。スマホの音楽プレイヤーの操作など、バンドだけでの操作もあるのでこのくらいの横幅でもしょうがないかと納得しています。欲を言えば、厚みが1.2〜1.3mmくらいあるので、もう少し薄くなれば良いんですが。