上には上がいらっしゃいますが、世間一般からすると、わたくしは腕時計をたくさん持っている方だと認識しています。
本ブログでは、コツコツと手持ちの腕時計を紹介してきました。まあ、果たしてあれを時計紹介であると胸を張って良いのかアヤシイですが。
ところで、Miband5を始めとしたスマートバンド、ガジェット系のブログでレビューされているのは良く見かけます。
しかしながら、腕時計のブログでレビューしている方はまだ寡聞にして見たことがない。
ということはすなわち、世間は、スマートバンドを腕時計カテゴリとして認めてくれていないということなんでしょう。そんなの、このなにかとダイバーシティが叫ばれる時代にそぐっているのでしょうか?いやそぐわない。なお、そぐわないの反対語がそぐってる、なのかどうかは自信ありません。
そこで、腕時計好きを自負するわたくしが、xiaomiのMi band5をレビューせねばならぬ!、と奮い立った次第であります。
1. xiaomi Miband5 スペック
- 横幅:約18mm
- 厚み: 約12mm
- 重さ:約23g
- 防水: 5気圧防水(中国のGE規格に準拠)
2. 着用感
2020年7月末に購入。ちょうど1ヶ月毎日着けっぱなしで生活しています。
その中で見えてきた、良い点と物足りない点を書き出してみました。
良い点
- 睡眠トラッカーも心拍数計も使ったのは初めてですが、大変興味深い。これでおれも、昨日寝てないわー深い睡眠が1時間しかなかったわー、とアピールできるぞ…!
- アプリのMi Fitはシンプルで初心者にも使いやすい。
- バッテリーの持ちは前評判通り。この1ヶ月で充電したのは2回だけ。
- 充電時間が短い。シャワーを浴びている時間でだいたい充電が終わっている印象。
- 軽い。右手に着けっぱなしでも違和感なく生活できています。
- ベルトの肌触りは良い。
- 本体からベルトを外すのは簡単。着けっぱなしだと汚れが気になるので、掃除しやすいのは◯。ただ、ベルトを交換するか?というと疑問。本体とベルトの色が黒で統一しているからブレスレット感が醸し出されているから。
- 文字盤カスタムに写真を使えるのは面白い。ただ、この長細く小さな画面に合うものが僕の貧困な想像力では思いつかない。
- 日本での実売価格が4000円前後というのは良いですなあ。
- タッチスクリーンの感度は良好。「手首を持ち上げて情報を表示」をオフにしておいたら腕を動かした時にチカチカ点灯しない。画面をタッチしたら点灯します。指じゃなくて、顎でタッチしても点灯するので便利ですよ
物足りない点
- 発売したそばから上位機種とか次世代機とかの噂があるのなんなん。だから発展途上の技術製品を買うのを躊躇したのよ。
- 意外と分厚い。長袖シャツの袖口に引っかかる。
- 充電コードが短い。パソコンのUSBポートから充電する前提なんですかね。↑どこか哀しい充電中の姿。
- ソフトウェアとファームウェアの更新が多いのはまだ出たばかりの製品だからか。この1ヶ月で2回あった。毎回更新に1時間くらいかかってるんだけど、何を更新することがあるのか疑問。更新前後で何も変わっていないんだけど。つーかファームウェアって一体なんなの。
- サードパーティのカスタム文字盤はAndroidでしか使えない。話題のエヴァンゲリオン文字盤も、AndroidアプリのMi band Faceというアプリでしかダウンロードできない。ダウンロードした文字盤はMiband5ではなくスマホ側に保存される。
- 5気圧防水ぽっちで、ホントに着けっぱなしで水泳して大丈夫なん?僕はまだ疑っている。たぶん水泳しないからいいけど。
- ベルトと本体を取り外していたら、だんだん緩くなってきそう。
- ベルト素材はTPU(熱可塑性ポリウレタン)。時計ベルトに良く使われているウレタンゴムとおんなじようなものだけど、熱で形が変わるのが特徴で大量加工に向いているのだと。よって熱に弱いそうです。
- xiaomiのmiband 5は晴れ渡った青空の下において相当に視認性が悪い。スマートバンド1本あればこと足りるからアタシは腕時計を捨てちゃうのよサヨナラあなたサヨナラあの日のアタシ……、という方は、別なやつにした方が良いと思いますよ。
3. 現時点での結論
わたくしはここに申し上げます。スマートバンドは、腕時計好きにおすすめするウェアラブルデバイスである。
敢えてスマートバンドと言ったのは、別にxiaomiでなければいけないわけじゃないから。以下の条件を満たせば何でも良い。
- スマートバンドと腕時計を同時に左右の腕に装着する行為・ダブルリスティングに向いているか?…腕時計好きの場合は、複数の時計をローテーションで使用する。時計重量とのバランスなんて気にせず、軽ければ軽いほど望ましい。
- 画面が自動で点灯しないこと…時間は腕時計で確認するからスマートバンドで確認する必要はない。なのに腕を振るたびにチカチカ点灯したら煩わしいでしょ。表示をオフにしておいたら、ほぼリストバンド感覚でいけます。じゃあ画面無しでいいんじゃないか?というと、画面は欲しい。歩数計や心拍数を確認したり、深呼吸してみたり、また、腕時計を着けてない時の代替にするから。
- 文字盤はあった方が良い…文字盤がないと寂しいよ…!
- 文字盤カスタムの選択肢が多いこと…xiaomi のMiFitアプリにたくさん種類多かったけど使う気が起きないものしかありませんでした。それでもカスタムできるに越したことない。ああでもないこうでもないと暇つぶしになるから。Androidユーザーの方は、MiFace5なるアプリでサードパーティ製文字盤をダウンロードできるのに加えて、文字盤のコードをダウンロードして自分でカスタムできるみたい。
- バッテリーの持ち…願わくば時計と同じくらい電池持って欲しい。ただ、10日以上は余裕で持つから充電もさほど面倒じゃない。
- 値段…安けりゃ安いほど良い。
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