Googleアラートで流れてきた、2021年2月26日付の以下記事が目に留まりました。


わたくし、婚約指輪のお返しは当然あるもんだと思ってたクチです。その上で、半額が相場だなんてケチなこと言わずにできるだけ大目にお返しして欲しい、なんだったら倍返しでも流行りの10倍返しでも、、、と期待していました。恐縮です。


が、同記事が参照したウェディング会社の調査結果によると、6割以上の女性が婚約指輪のお返しはやっていないのだそう。え、そうだったの?

いや、ちょっと待った。本記事のタイトルに「不機嫌な彼にモヤモヤ」と付けられていることから、どっちかというと婚約指輪のお返しをしないのを擁護する恣意性を感じる。つまり本記事は、自分の主張を正当化しようと調査データを操作しているんじゃなかろうか。

ということで、他のソースを確認してみました。


1. ゼクシィ

結婚といえばゼクシィ。これをバッグからチラリと見せられたら何かと終電逃して家に上がり込もうとしてくるチャラ男も黙りこむことでしょう。そんな大御所ゼクシィさんによると、「婚約指輪のお返しをした: 58パーセント」。

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2. マイナビ

続いてマイナビ。「婚約指輪のお返しをした: 25.8パーセント」。え、ゼクシィさんと全然違う結果…!

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が、「そもそも婚約指輪をもらっていない」が29.1パーセントいるので、貰った人だけを対象にする必要があるでしょう。これアンケートの取り方がおかしいんじゃないかな。

まあ、「お返しする予定がある」を入れても「お返しする派」はせいぜい44パーセント。ゼクシィの58パーセントには届かない。


3. ハナユメネット

この会社のことは知りませんが、婚約指輪の会社みたい。

婚約指輪のお返しを贈った女性は43.6パーセント、だそう。マイナビとおんなじくらい。

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4. Photorait

こちらもどこの会社か知りませんが、きっと結婚周辺ビジネスなんでしょう。「お返しする派」は約49パーセント

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ふむうー。ざっと調べてみたところ、「お返しする派」が44〜58パーセントであることが判明しました。アンケートの時期、対象や回答数によって結果が変動しているってことなんでしょうが、「婚約指輪お返ししない派」の方が主流なのね

日本では、年間約60万組が結婚しているそうです。つまりそのうち約60パーセントである36万組が「婚約指輪のお返ししない派」。年間36万人の男性陣が、「婚約指輪のお返しに腕時計買ってもらえなかったよう〜」と、人知れず涙を流している。

で、わたくしイノセントな疑問があります。高級時計を買うきっかけとして婚約指輪のお返しは非常に重要。その機会を逃しっぱなしで、腕時計業界は何をやっているのかな? 

仮に、36万組が20万円の時計を買ったとしたら、、、720億円。え、めちゃすごない?僕の計算間違えじゃないよね。

わたくしこの場を借りて提案します。時計業界は、ただちに「婚約指輪のお返しには腕時計を」キャンペーンを打つべきでしょう。え、腕時計業界さん、まだやってないの?
  • ゼクシィの付録にAR試着ベルトを着ける。
  • 「婚約指輪は換金した際の価値はほぼゼロだけど腕時計は残存価値が結構ある」旨の調査結果を載せる。日本でも結婚したカップルの3割は離婚するとか随分前に聞いたことある。仮に離婚した場合、イニシャルを刻印してサイズ調整された婚約指輪や結婚指輪は二束三文。が、腕時計ならちゃんと価値が付くのである。
  • 「プレゼントにはお返しするのがマナー」を浸透させる。バレンタインのお返しホワイトデーを浸透させたのはお菓子業界の努力の証。腕時計業界もできるはず
  • なんちゃらウェディングの貸衣装に腕時計を追加。ばーんとパテックフィリップのカラトラバをレンタルできるようにしたら良い。
  • 銅婚式、銀婚式、金婚式それぞれに合わせた腕時計を発売。具体的にはケース素材とインデックスのサイズ。

むしろ今後は、「婚約指輪の代わりに腕時計を贈り合う文化」を浸透させることを目標にすべきでしょう。


今回は、我ながらなかなかスルドイ切り込みを入れてしまった。こりゃあ腕時計業界からヘッドハンター来ちゃうかしらん。うふふ

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