ああ、ちょっと背伸びすれば手が届きそうだったセイ子。セイ子のそのいぶし銀も、一見ありきたりなボディに詰め込まれた数々のテクニックも、世間のチャラいぼんくら共には伝わらなくても僕らには分かっていたんだ。

さあドーンと僕らの腕元に飛び込んでおいで。と、いつでも迎え入れる準備は整っていた。ただ、ちょっと後回しにしちゃったかもしれない。そりゃあね、わかりやすくゴージャスな外国の子に気持ちが揺れた瞬間があったこと、否定はしない。でも、いずれはセイ子に戻るつもりだったんだよ。僕らの腕の一部はセイ子のために空けていたのに。

それが、例のオトコに見出されたが最後、セイ子はあれよあれよとスターダムにのし上がってしまったんだ。セイ子…!もはや僕らは指を咥えて見上げることしかできない。クゥー。

そうですよ。グランドセイコーの話です。
グランドセイコーも欲しいなァーと言いながら、他の時計を買ってるうちにグランドセイコーが手が届かなくなっちゃって悔しい思いをしているみなさんに贈るポエムでした。

と言いますのも、しばらく前に、以下プレジデントオンラインの記事を読みまして。


わたくし、こういう成功者の方が語っているのを見ると、偉そうなこと言いやがってと脊髄反射的にムカッとしちゃう。いい歳して精神的に未成熟で恐縮であります。


ただ、この梅本氏に関しては、ムカッとして良いと思います。だってお前がグランドセイコーを僕らの手が届かない遠くに連れて行きやがったのか、というウラミがあるもんね。

が、こちらの記事は梅本氏の本の一部抜粋みたい。本の中身をきちんと読まないのに批判するのは良くないよね。なので、買って読んでみました。1870円もしたのよ。たっか!たっか!


というわけで、最近読んだ本。

梅本宏彦「眠れる獅子を起こす グランドセイコー復活物語」(ディスカバー)



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主語が9割方「私」で、私が戦略を作った私が決めたと我が強くてやや鼻白みましたが、大変面白く読みました。

売り場の話なんかは確かに他業界にも通じるものがありますなー。


ただ、1870円は正直高い。1870円出さなくてもね。プレジデントオンラインさんはさすがで非常によくまとめておられるからね、記事だけで良いかも。

今日はブローバ アキュトロン2 ムーンビュー x xiaomi miband 5 x miband 6

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