オリンピック開会式でクロノトリガーとファイナルファンタジーの曲を耳にして以来、にわかに高まってます、クールジャパン熱。わたくしサウンドトラックをApple Musicで探してしまった。

ところで、クールジャパンの代名詞とはなんでしょうか。

そうです。漢字にかっちょいいカタカナを振る行為、です。例えばこういうの↓。

小宇宙コスモ

はい、80年代に社会現象を巻き起こした「聖闘士星矢」ですね。「聖闘士」と書いて「セイント」と読ませていたあたりからしてもう。当時、純粋な子供たちは「闘士」=「ント」と読むと思ってしまったとかしまわなかったとか。

続いてはこちら。

竜破斬ドラグ・スレイブ

そう、90年代のライトノベル金字塔「スレイヤーズ」ですよね。これ僕の世代。うろ覚えながらまだ呪文言えるもんね!しばらく前に、kindleで全巻購入しました。アトラスシティの後はああなるのね…

お次は2000年代。

伸縮自在の愛バンジーガム

ご存知、「ハンターxハンター」。僕は極めてカジュアルで浅いファンであるためコメントは差し控えます。

僕の認識では、ハンターxハンターだけじゃなくて、2000年くらいから漢字と片仮名ルビとの間の乖離が大きくなった。漢字の意味とはだいぶ違うカタカナが振られるようになったと思います。

結果、漢字におしゃれな片仮名ルビを振る行為はすべからく厨二、と揶揄されるようになった気がするんですよね。だからちょっと恥ずかしくなっちゃう。

しかしながら振り返ってみると、漢字とそこから想起されるカタカナの共演は純粋に超カッコ良かった。漢字とカタカナが織りなすそれは肉と赤ワインみたいなマリアージュであった。そうだ、ひたすらにクールであったんだ。あの頃のアツい気持ちが蘇ってきませんか。

それはそうと、腕時計ブランドのみなさんは既に中国語表記名を持っているんです。例えばこういうの↓。

東方双獅オリエント

名士ボームアンドメルシエ

伯爵ピアジェ

愛彼オーデマ・ピゲ

理查德米勒リシャール・ミル

ね?かっこい。わたくし、以前ざっと調べて、並べてリスト化したこともあります↓。


しかしながら、当時の僕はライブドアブログで漢字にルビを振るテクニックを知らなかった。だから漢字とカタカナを並べて書き出すことしかできていない。そのせいか、もっと反響があってしかるべきこの発見が埋もれてしまった。

が、今般、ルビとして振ると破壊力が段違いであることを改めて感じた次第。これは…来ちゃうよ。
つーかね、そもそも腕時計界隈の用語が既におしゃれとして完成している。

例えばこちら。

ぜんまいスプリング

「春〜スプリング〜」じゃない方のスプリング。わたし…時計が好き…!

ストップウォッチクロノグラフ

まあ、要するにそういう機能だよね。わかりやすくて◎。

脱進機エスケープメント

かっこい。はあはあ。

駆動時間パワーリザーブ

かっこい。はあはあ!

でも、もうちょっとカッコよくて良いはず。もっとマニアックの心に刺さる何かが必要…!不肖わたくしも考えてみました。

重力という楔から解き放たれた僕はトゥールビヨン

すれ違いサン・アンド・ムーン

エル・プリメロ

転売ヤーアダム・スミス

200年?ま、本気出したら300年はいけたねアブラアム・ルイ・ブレゲ

二秒運針死の宣告


どうですか。うん、僕もね、思いました。あれあれ、酔っ払ってきたかな?って。でもエル・プリメロは自信あるんだけど、どうかな。どうかな。

次回は、ライブドアブログにおいてこういうルビを振るやり方をみなさんにお伝えしたいと思います。

今日はシチズン プロマスター

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