ところでみなさん、使ってますか?JALのマイレージポイント。

コロナ下の特別措置で、有効期限を迎えたマイレージポイントはe-JALポイントに交換されるんですけど、そのe-JALポイントの有効期限は、要するに交換時点から1年後か2022年10月のどちらか遅い方。

e-JALポイントは航空券とかツアー代金にしか充てられないので使い勝手がイマイチ。でもまあマイル交換も魅力ないししょうがないか、、と思い、マイルがe-JALポイントに替わっていくのをぼんやり指を咥えて眺めていました。

ANAは1マイル1円で買い物ができるオンラインショッピングがわりと充実しているんだけど、JALはマイルと商品を交換する仕組みがあるだけで、その商品もたいしたことないという印象を持っていたんです。

が、最近知りました。JALのマイレージポイントをカタログに載った商品と交換する「JALマイレージバンク ワールドマーケットプレイス」には、いわばセール品のような交換マイルが少なくて済む品物が存在したんであります。e-JALポイントに変わる前にマイルは使っておくべきだった…!


FullSizeRender 
「今月のお買い得商品」。憂鬱の象徴たる梅雨の絵もパステルカラーでウキウキしてるぜ!



もはや、このままマイルがe?JALポイントに置き換わっていくのを座して待つわけにはいかない。交換しよう!
こういうのって、欲しいけどお金を出してまで買いたくない、フライパンの類かコードレスイヤホンあたりに交換するのがいいんだよね。。と、つらつら眺めていたら、あるものが目に飛び込んできました。

こちら。個人的になんだこりゃと思っている腕時計ブランド・stuhrling

FullSizeRender
右のやつはいかにもストゥーリング。

uの上に点々が2つ付いててオメーこれなんだ平安時代かってなもんですが、こちら、ストゥーリング、と読むみたい。

FullSizeRender


ストゥーリングさんて、おしゃれスケルトンのトゥールビヨン風からダニエル的バウハウス風シンプル針まで幅広く手がけておられるんですよね。日本では見かけなかったんだけど、JALのマイレージポイント交換要員になってたとは。キミこんなとこにおったんかい。

FullSizeRender
日本での販売はあんまし見たことがなかったもんだから、天下のJALが!、とひとり色めき立ちました

僕の記憶ですが、ストゥーリングさんというのはアメリカのショッピングモールによく入っていて、高級っぽい雰囲気をカマしてくる正体不明の腕時計メーカー。

とにかく、これ見よがしなスケルトンやどこか既視感のあるデザイン。高級っぽい感じで、だけど値段は高いわけでもかといって安いわけでもない。

こういうストゥーリングみたいななんちゃってブランドのことをモールウォッチと呼ぶのかな、と勝手に思ってました。

だから、天下のJALのマイレージポイントの交換要員として見かけるなんて、ぼかぁ驚いたよ。キミ出世したのね。

思いもかけないところで昔のクラスメイトを見かけたような気持ちになってネットで調べてみました。昔のクラスメイトにたまたま道端で会った日の夜に何をするか?Facebookを探しますよね、そういうことです。

が、この情報化社会にあって、ストゥーリングの情報はあまりに少ないのである。わたくしは目を見張ったのだ。

ということで、話はJALマイレージバンクから変わるんですけど、今日はストゥーリングの謎に迫ってみたい。

ストゥーリングの謎① どこで売ってるの?

2012年頃にユーロパッションさんが取扱いを開始した、という記事はありましたが、現在ストゥーリングは同社の取り扱いブランド一覧には存在しない。たぶん代理店を辞めたんでしょうな。

本国アメリカのオンラインショップはあります↓。



FullSizeRender
おしゃれなホームページ。

ちなみに、このホームページにはあれこれブランドについて記述はしてあるんだけど、なんのこっちゃさっぱりわからない。それっぽいことがだらだら並べてあるんだけど、中身が無いというか。高尚過ぎて僕の英語力ではついていけないだけかもしれません。

ストゥーリングの謎②結局どこで製造してるの?  

深圳だそうです↓。

FullSizeRender

ストゥーリングの謎③どこのムーブメント?

ユーロパッションさん取り扱い開始時点での記事によると、中華ムーブメント。

FullSizeRender

具体的にどれかというと、以下のwatch wikiによると、シーガルみたい。

FullSizeRender



ストゥーリングの謎④マックス・ストゥーリング6世…なにもの?

ユーロパッションさんが取り扱い始めた際の宣伝記事によると、ストゥーリングの創業者は「マックス・ストゥーリング6世」。19世紀の時計業界で名を馳せた時計師マックス・ストゥーリング氏の子孫なんだそうです。

FullSizeRender
FullSizeRender

ストゥーリングHPには、創業者の名前はカイム・フィッシャー氏の名前だけが残っている。ちなみにLinkedInを見るとフィッシャー姓の方が同社のアカウンティング・マネージャーとかになってるから、きっとフィッシャー氏の家族が要職に就いてるファミリー企業なんでしょう。

マックス・ストゥーリング6世がどこにも見当たらないんですよ。このSNS全盛期において、FacebookでもLinkedInでもマックス・ストゥーリング6世を見つけることができなかった。InstagramでもTwitterでもmixiでも。そんなとこにいるはずもないのに。マックス・ストゥーリング6世、実在してるのか疑わしくなるレベル。

なんだか話があっちこっち飛んだ上に長くなりましたが、ストゥーリングはJALのマイレージポイントと交換で手に入るよ、という話でした。僕は交換しませんでしたけど。

今日はモーリスラクロア

FullSizeRender
FullSizeRender


にほんブログ村 ファッションブログ 腕時計へ
にほんブログ村


時計ランキング