以下記事を拝見しました。Esquireというおしゃれの代名詞のような雑誌が両手首に腕時計を装着する行為・ダブルリスティングを取り上げておられますぞ。。。
と、記事を紹介するだけのつもりでしたが。最初に言っておきましょう。わたしは怒っている。最近心もとない頭髪はざんばらに乱れ、以前よりも広がった額にはところせましと血管が浮き上がっているのだ。おのれ…Esquire…！
センター試験の現代文を満点取った僕の読解力に問題が無ければ、Esquire記事、ダブルリスティングを普及させようとはしていない。むしろ連中、ダブルリスティングを自分たちだけのものにしようとしている。独り占めを目論んでいるぞ。ホラ、本記事の結びは以下ですもん。
正統なダブルリスティングには、時計に備わるストーリーが必要だよねー、それ以外はみっともないひけらかしだよねー、と言わんとしている気がする。そのようにEsquire層は主張しているのだ！
だってね、グラントやウィリアム皇太子のような重厚な時計に備わるストーリーて。そんなん持っている人、いらっしゃいます？誤解を恐れずに申し上げますけど、みなさん、父から受け継いだパテックフィリップ的なエピソード、持ってないでしょ。せいぜい、初ボーナス記念で買っちゃいました、結婚の時の結納返しで貰いました、くらいでしょ。せいぜい、とか言っちゃってすいません。興奮して語彙が乱れました。はあはあ。
そりゃあEsquireの連中はたくさんエピソードお持ちでしょうよ。父から貰った、祖父から貰った、妻から貰った、妻の父から貰った、などなど、重厚なストーリー盛り沢山でいらっしゃることと想像いたします。
ゆえに、エピソード豊作地帯なEsquire層は自分のダブルリスティングは正統だけどキミらのはちょっとね、と。そのようにおっしゃっておられるのだ。
そんなEsquire層の驕りはいずれダブルリスティング普及の足を引っ張るに違いない。スマートウォッチの台頭に喘ぐ腕時計界を救うであろうダブルリスティング。産声をあげたばかりの救世主ダブルリスティングを損なう獅子身中の虫とはEsquire連中のことである！、と腕時計界の片隅でわたしはひとり拳を振り上げたのであります。はあはあ。
「目もあてられない」とな。そんな言い方しなくても！
興奮して同じようなことをぐるぐる述べてしまいました。ねちっこくてすいません。「時計に備わるストーリーは重要です」と著名なファッション誌に言われちゃうと、われわれエピソード持たざる者はダブルリスティングやりにくくなるでしょうが！ぼくが言いたいのはそんだけであります。
ちなみにわたくしの持っている時計に備わるエピソードは以下。
「新しいのを買ったから嬉しくて、両方着けてきちゃいました〜」いいじゃないですか。新しい時計を自慢したい僕たちのイノセントな心持ちはひけらかしと後ろ指をさされるほどの行為なんですか。「どうして両腕に着けてるんですか？」と質問されたいかまってちゃんでなにが悪い。口下手なぼくたちは身体を張って飲み会に話題を提供しているのというのに。
ひけらかしてすみません。
最近お気に入りのムーンスウォッチマーキュリー。オレンジ色のNATOストラップにしました。これもすごくいいですよ。
みなさん、見て！見て！
それはそうと、そもそもブログなんか開設して手持ちの腕時計写真を載せている時点でめちゃくちゃひけらかそうとしていたことに気が付きました。
まったく、ひけらかしちゃって。はしたないわね。
よく考えたら、僕らは時計自体をひけらかしているけれど、Esquire様は時計に備わる重厚なストーリーをひけらかしているんだよね。どっちもどっちでしょ。
ひけらかすの言葉の意味と使い方がよくわからなくなってきました。
いずれにせよ、コレ読んでいただいているみなさまにおかれましては、わたくしのはしたないひけらかしにお付き合いいただき恐縮であります。
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と、記事を紹介するだけのつもりでしたが。最初に言っておきましょう。わたしは怒っている。最近心もとない頭髪はざんばらに乱れ、以前よりも広がった額にはところせましと血管が浮き上がっているのだ。おのれ…Esquire…！
両手首に腕時計という"ダブルリスティング"の正統性を考察する
Esquireさんは高尚な雑誌過ぎてわたくし縁が無かったんですが、いかにもハイソサイエティな感じ。ついにそんな立派な雑誌もダブルリスティングを認めはじめたのだ。ヒュー・グラント氏、ウィリアム皇太子を始めとしたダブルリスティング著名人を紹介されています。もはや一大ムーブメントとして認知されたということですな。うんうん…と、ちょっと待てー！
センター試験の現代文を満点取った僕の読解力に問題が無ければ、Esquire記事、ダブルリスティングを普及させようとはしていない。むしろ連中、ダブルリスティングを自分たちだけのものにしようとしている。独り占めを目論んでいるぞ。ホラ、本記事の結びは以下ですもん。
ただのひけらかしには、目も当てられません
さて、“ダブルリスティング”をするに当たり、いくつか留意しておくべき点はあるでしょう。まず、グラントやウィリアム皇太子のように、時計に備わるストーリーは重要です
正統なダブルリスティングには、時計に備わるストーリーが必要だよねー、それ以外はみっともないひけらかしだよねー、と言わんとしている気がする。そのようにEsquire層は主張しているのだ！
だってね、グラントやウィリアム皇太子のような重厚な時計に備わるストーリーて。そんなん持っている人、いらっしゃいます？誤解を恐れずに申し上げますけど、みなさん、父から受け継いだパテックフィリップ的なエピソード、持ってないでしょ。せいぜい、初ボーナス記念で買っちゃいました、結婚の時の結納返しで貰いました、くらいでしょ。せいぜい、とか言っちゃってすいません。興奮して語彙が乱れました。はあはあ。
そりゃあEsquireの連中はたくさんエピソードお持ちでしょうよ。父から貰った、祖父から貰った、妻から貰った、妻の父から貰った、などなど、重厚なストーリー盛り沢山でいらっしゃることと想像いたします。
ゆえに、エピソード豊作地帯なEsquire層は自分のダブルリスティングは正統だけどキミらのはちょっとね、と。そのようにおっしゃっておられるのだ。
そんなEsquire層の驕りはいずれダブルリスティング普及の足を引っ張るに違いない。スマートウォッチの台頭に喘ぐ腕時計界を救うであろうダブルリスティング。産声をあげたばかりの救世主ダブルリスティングを損なう獅子身中の虫とはEsquire連中のことである！、と腕時計界の片隅でわたしはひとり拳を振り上げたのであります。はあはあ。
「目もあてられない」とな。そんな言い方しなくても！
興奮して同じようなことをぐるぐる述べてしまいました。ねちっこくてすいません。「時計に備わるストーリーは重要です」と著名なファッション誌に言われちゃうと、われわれエピソード持たざる者はダブルリスティングやりにくくなるでしょうが！ぼくが言いたいのはそんだけであります。
ちなみにわたくしの持っている時計に備わるエピソードは以下。
- ヤフオク！で数年間じぃーっと我慢して待ち続けた結果、相場より安く買えました。クリスマス等イベントがある日に終了予定の出品が狙い目です (アランシルベスタイン アーキテック、グランドセイコー8J56、他)
- 不動ジャンクとして出品されていたけれど、いける気がしたので落札して電池交換したら動きました (ブライトリング エアロスペース)
- ヨメさんの実家に泊まっていた時に散歩してきますと言いながら家を出て、タクシーでハードオフに行って買いました(ボストーク ヨーロッパ)
- 酔っ払ってポチりました (たくさん)
- 父親の還暦祝いにするからとヨメさんに伝えて購入、でもいらないって言われたから自分で使うことにしました。尚、父親には万年筆を贈ったのではじめから腕時計を贈る予定はありませんでした(カンパノラ天満星)
- ヨメさんと出掛けた際、ちょっとラーメン食べてくるねと言って一蘭に入るふりして時計屋に行って買いました (セイコー x ナノユニバース)
今日はムーンスウォッチ マーキュリー
「新しいのを買ったから嬉しくて、両方着けてきちゃいました〜」いいじゃないですか。新しい時計を自慢したい僕たちのイノセントな心持ちはひけらかしと後ろ指をさされるほどの行為なんですか。「どうして両腕に着けてるんですか？」と質問されたいかまってちゃんでなにが悪い。口下手なぼくたちは身体を張って飲み会に話題を提供しているのというのに。
ひけらかしてすみません。
最近お気に入りのムーンスウォッチマーキュリー。オレンジ色のNATOストラップにしました。これもすごくいいですよ。
みなさん、見て！見て！
それはそうと、そもそもブログなんか開設して手持ちの腕時計写真を載せている時点でめちゃくちゃひけらかそうとしていたことに気が付きました。
まったく、ひけらかしちゃって。はしたないわね。
よく考えたら、僕らは時計自体をひけらかしているけれど、Esquire様は時計に備わる重厚なストーリーをひけらかしているんだよね。どっちもどっちでしょ。
ひけらかすの言葉の意味と使い方がよくわからなくなってきました。
いずれにせよ、コレ読んでいただいているみなさまにおかれましては、わたくしのはしたないひけらかしにお付き合いいただき恐縮であります。
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