オリエントの75周年記念モデル、いいですな。僕らはこういうバンビーノが欲しかったんだ！



オリエントのバンビーノ、腕時計界では有名ですよね。機械式コスパ派の中では急先鋒と言って良いでしょう。たしか実売が2万円を切る水準だったのがその大きな理由であったように認識しています。

ところでオリエントと言えば、2頭の向かい合ったライオンのロゴですよね。中国における同社のブランド名表記「東方双獅」の由来となったと思われます。



中国エプソンのホームページより。ブランド説明も、これまたぐっときます。

有趣、独特、実用的腕表品牌
趣きが有り、独特で、実用的。なんてこった！なんと直接的な。ありすぎる趣きに、わたしは打ちのめされたのでした。

そして次の段落。

東方双獅以独特的没汁
和を以て尊しとなすとしたのは聖徳太子の17条憲法でしたが、オリエントは独特を以て東方双獅となした、と書いてあると思われます(僕の脳内にインストールされている自前のGoogleレンズ的機能による翻訳です)。
その後に続く没汁は、たぶん汁に没入する=すなわち沼にはまる的なニュアンスを感じとればいいのでしょう。そうじゃよ時計とは沼なのじゃよ…。なっ…貴様は…あの東方双獅と呼ばれた…！東方双獅の響きが強キャラの二つ名っぽすぎて、架空の漫画のひとコマが脳内で再生されました。

ちなみにエプソンの中国語ブランド名表記もグッときますよ。愛普生。普通の生を愛せ、そう、みんなの何気ない毎日のひとコマが愛おしいとどこかの主人公のようなことをエプソンは言った(言ってない)。

で、オリエントに話を戻します。あのロゴ、かっこいいですよね。2頭のライオンが向かい合ってがおーって。ただ、カッコよすぎませんか。

僕はあのロゴが文字盤と合っていないような気がしてしまい、バンビーノにいまいち手が伸びなかったクチ。なので、今回の75周年バンビーノはドンピシャ。これこれ、こういう筆記体のロゴが良かったんだよ。3針の文字盤は第二世代のものだったかな。バンビーノの中でも個人的に好みだった。いいじゃないかいいじゃないか。

今日はxemexオフロードクオーツ

気になるのは2点。自動巻とソーラーの2種類が用意されている。バンビーノは機械式オリエントに顧客側から自然発生的に与えられた通称であってソーラーにも該当するんですか。

2点目は、値段。定価5万円で実売4万円台。3万円の店は在庫なしになっていました。現時点では予約だから実際に販売開始して売れ行き次第で値引きする店が出てくるんじゃないかと期待しています。







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