ところでみなさん、そのkindleは他人に覗かれても大丈夫なようにしていますか?あなたのそのkindleのことですよ。

昔から、「本棚を見ればその人がわかる」的な格言があります。ただ、いろいろな手立てがあることを忘れてはならない。本棚に置くとしても、ブックカバーを装着する、二重に並べて表から見えないようにする。そもそも本棚には並べずに机の引き出しやベッドの下のスペースを有効に活用しちゃう。そして本棚の目に付くところには「野中郁次郎・失敗の本質」や「カーネギー・人を動かす」などの知的本をババーンと陳列するのだ。これを本棚ロンダリングと呼びます。

つまり、どうしても見られたくない本を隠して理想の自分を本棚からアピールすることも可能であったわけです。

翻ってkindleときたら。わたしはiPhoneとiPadのkindleアプリユーザーなのでkindle端末とは違いもあるみたいですけど、アプリには購入した本が全表示される。ダウンロードしたやつだけ表示してくれれば十分なのに、全部おっぴろげてしまう。せめてフォルダを分けて鍵を掛けられるようにしてくれればいいのに、アプリを開いて「すべて」をタップすると、ずらり。我が家の子供たちにはちょっと早いかなあ、ヨメさんに見られたらいやだなあ、と思う本が、ずらりと。やめてくれよ!

ああそういえば、「ありのままに」を字面通りに解釈して、ありのままにそのままに自分をさらけ出してそれを受け止め合うのが理想の人間関係みたいな風潮があったようにも思います。kindleさんはそっち派っつーことですか。やめてくれよ!

なので、Amazonアカウントの購入したコンテンツを完全に削除しなければならないと以前から考えていました。子供も賢くなって、いつ僕のiPhoneのロックを解除してkindleアプリを立ち上げるか分からないもんね。ただ、完全に削除すると過去に購入した本をダウンロードし直すことができなくなるわけで。だから躊躇していた。勿体ないもんねえ。

が、わたしは遂にやりましたよ。さすがにマズいと判断した本は削除してやりました。バーンと。朝4時に起き出してコソコソと。2時間かかりました。

今日はアノーニモ セイラーダイバー

ただまあ、ジャンプの肌色要素多めな漫画たちはどうしても削除ボタンを押せなかった。だって読み返すかもしれないしさ。

あと、コンテンツは削除したとしても、購入履歴は消えなかった。調べてみると、消すことはできないのだそう。ただ一個ずつ非表示にはできると。げーめちゃくちゃ時間かかりますやん…

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