最近kindle unlimitedで読みました。


外山滋比古著「文章力ーかくチカラ」(ディスカヴァーebook)



外山滋比古氏の文章は、入試や模試の国語テストでよく見かけたような記憶があります。

・語尾に変化を付けて単調にならないようにする。
・一枚の原稿用紙の中で同じ言葉を繰り返して使わない。
・しばらく置いてから読み返す。
・目だけでなく、声に出して耳も使う。

このあたりは他でもよく見かける文章の心得ですよね。一応わたくしも意識するようにはしています。ただ、声に出して読むのはやっていない。ちょっと照れくさいのだ。そもそも本ブログは読み返さずにばばーんと投稿しちゃってます。

ところでわたくし海外にいるからなのか、単に年取ったからなのか分かりませんが、日本で使われている言葉がいまいちピンとこないことが多くなってきました。同氏は以下のように述べておられる。

このごろ、「ナウい」といったことばが使われる。流行語である。......困ったことに、使われているうちに、意味がぼけるようになる。もちろん辞書にのっているわけではないから、確かめようとしても確かめられない。めいめい多分こうであろうと思いながら使っていると、何を指すかが揺れる。

この「ナウい」を「ワンチャン」「ヤバい」「ぴえん」などに置き換えてください。みんな同じ単語をそれぞれの解釈で使っているから、なんとなく伝わっているようででも全く同じ理解には至っていない、という状況が起こるってことですかね。

おっと、本ブログを読んでいる若者達は「ナウい」の意味わかんないですよね。この著書が書かれた1980年代くらいの流行語です。1980年代に一世を風靡したコンテンツといえば、そう、風の谷のナウシカです
な。「ナウシカみたい」というのを「ナウい」と表現したのですよ。例えば、「その編み上げブーツ、ナウいね」のように使いました。嘘ですけど。

今日はムーンスウォッチ マーキュリー


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今日は母の日だったからか、上の子が昼食に自分がホットケーキを作ると言い出しました。
我が家にはホットケーキミックスがなかったので、レシピ本を片手に小麦粉だの砂糖だの塩だのボウルで混ぜてガチャガチャやっている。へえーすごいじゃん、と感心していたら、塩っぱくておかしい、と焼き上がった大量のホットケーキを持って出てきました。レシピ通りに作ったのに、レシピがおかしいんじゃないか、と。大さじに白い粉が残っていたのでペロリと舐めてみたら塩でした。塩は小さじって書いてあるやん。

塩と砂糖を間違える、というのは、米や野菜を洗剤で洗う、というのと同じようなフィクションの世界の出来事だと思っていましたけど、現実にもあるんですな。


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家族でハンバーガー屋に行きました。

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