haochiのこそっと腕時計ブログ

腕時計、その他(スタバご当地マグ、ビールのラベル、など)収集癖のある30代中盤会社員です。腕時計、ヨメサンにばれないように、こっそりと。

カテゴリ: 時計情報

昨日買ったばかりのスウォッチ × BAPEのグローバルモデル、早速着けてみました。

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さすがスウォッチ、軽いです。

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竜頭が2時位置。なので、47mmのビッグフェイスですが手の甲に食い込まなくてgoodです。

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ベルトは柔らかくて着用感よいですね。

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遊環にはBAPEロゴのサルの顔。



そういやA Bathing Ape略してBAPEって、一世を風靡してましたよね。裏原系だったかしら。SMARTだかstreet jackだか、若者向けのファション雑誌を開くとドーンと載っていた記憶。
僕が住んでいた田舎町では手に入るはずもなく、そのせいで思い入れがないんでしょう。

そして、BAPEの現在は。2011年に多額の負債を抱えて、香港資本に買収されたそうです。買収された後は、色んなブランドとのコラボに力を入れているのだと。

そういえば、2019年2月にはセイコーダイバーズとのコラボを発売してましたね。日本限定。

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その前の2018年BAPE25周年を記念してBell & Rossともコラボモデルを発売。

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同じく2018年には、Gショックとも。

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Gショックとは、過去にもたくさんコラボが出てますね。例えばこんなの。

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スピードモデルとのコラボ、ありがちな感じだけどカッコ良いですね。

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この辺と比べると、今回のスウォッチコラボ、あんまし力入ってない気がしました。

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コレだもんね。限定数は多いし、文字盤はスカスカ。スウォッチファンをBAPEファンに宗旨替えさせてファン層の裾野を広げることが目的なのかしら。


ところで、BAPEXとか言ってロレックスサブマリーナをパクった雑貨時計を出していた記憶がありました。真っ当な時計メーカーとコラボするようになって、そういうパクリ商品は卒業したのかな?と思ったんですが。

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全然出してますね。2019年11月2日付の記事。GMTマスターⅡのパクリ。

今日は、WIREDソリディティのなんちゃってツナ缶。

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しかしコレ、評価低すぎだと思うんです。WIREDだから?

僕としては、もっと評価されて然るべきだと考えています。つまり、セイコーさん自身も、世の辣腕インフルエンサーのみなさんも、魅力を伝えきれていないのでしょう。ということで、僕がひと肌脱がせていただこうかしら。

  1. WIREDソリディティ"なんちゃってツナ缶"とは
  2. 魅力その1 外胴プロテクター
  3. 魅力その2 ムーブメント
  4. 魅力その3 カラーバリエーション
  5. 魅力その4 定価
  6. 最後に

1.WIREDソリディティ"なんちゃってツナ缶"とは

WIRED自体は2000年にスタートした、もはや円熟の域に達したブランド。マンネリ打破のために、2017年に登場したのがWIREDソリディティです。当初、デジタル1種類とアナログ1種類、計2種類がラインナップされました。
英語で“固体性、中身の充実”を意味する「SOLIDITY(ソリディティ)」は、失敗を恐れずに、自らの意志や感性で道を切り開く若者を、金属の重厚感や存在感を意識したデザインで表現した新シリーズです。

前者のデジタルモデルはセレクトショップBEAMSとのコラボ、アナログはソーラー電波のクロノグラフ。もともとWIREDはBEAMSとのコラボモデルを継続的に出していたこともあり、明らかにデジタルの方に力が入ってました。

その後、追加されたのが、この"なんちゃってツナ缶"。2017年秋冬に発表されたようです。

"なんちゃってツナ缶"には、クロノグラフ風(インダイアルはデイ、デイト、24時間計)と三針の2種類があります。が、僕としてはやはり三針をお薦めしたい。。

僕の記憶の限り、三針のカラーバリエーションは5つ。WIRED公式ページにはAGAJ702しか残っていないので、Amazonの商品ページのスクリーンショットで失礼します。

  • AGAJ405(下の写真左)
  • AGAJ406(同右)

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  • AGAJ701(下の写真左)
  • 写真右はなんちゃってツナ缶のクロノグラフ風モデル。

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  • AGAJ407(下の写真右)
  • 写真左側のデジタルは、ソリディティではありませんが、メタルギアソリッドとのコラボ商品。ややこしいな!


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  • AGAJ702。WIRED公式ページにおいて唯一現存している"なんちゃってツナ缶"
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とまあ、ここまでで覚えておいていただきたいのは、文字盤の色に黒、青、紫の3種類がある、という点だけです。
 
スペックは以下(AGAJ702)。
  • ケース直径:45mm
  • ケース厚み:13mm
  • 重さ:164g
  • 防水:日常生活強化防水(20気圧)

2. 魅力その1 外胴プロテクター

ツナ缶と呼ばれるセイコーダイバーズのアイコンたる外胴プロテクター。その目的は、外部からの衝撃を時計本体に伝えないようにすることや、防水性の向上など。機能がデザインを決定した好例とされているようです。

正直、デカいってだけで食わず嫌いしており、どういうラインナップが揃っているのか、ろくに知りませんでした。

ざっと見たところ、約52mm、約47mm、約45mm、約43mm、と、少なくとも4つはサイズのバリエーションがあるんですね。

以下に例を挙げます。アマゾンのスクリーンショットですみません。

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  • 通称:(現行の)ツナ缶
  • ケース直径:52.4mm
  • ケース厚み:17.2mm
  • 防水:200m
SRP639K1

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  • 通称:ベビーツナ缶
  • ケース直径:48mm
  • ケース厚み:13mm
  • 防水:200m
SBDN045

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  • 通称:ミニツナ缶
  • ケース直径:45.9mm
  • ケース厚み:12.1mm
  • 防水:200m
SBTR008

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  • 通称:ミニミニツナ缶
  • ケース直径:42.7mm
  • ケース厚み:11.5mm
  • 防水:200m
これらは、いずれも外胴プロテクターが着いています。
外胴プロテクターとは、読んで字の如く時計本体の外側に装着されたプロテクター。ネジで留められているので、外すことも可能。つまり外付けです。

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構造はこれ。


対して、我らが"なんちゃってツナ缶"の場合。外付けプロテクターではなく、時計のケース自体がボテっとしています。そのままだとベゼルまで埋まっちゃう。

そこで、ベゼルを回せるようにケースの2〜4時位置と8〜10時位置に切り欠けが作られて低くなっています。この回転ベゼルが露出する位置、本家とは違いますね。

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要するに、外胴でもプロテクターでもなんでもない、単にボテっとしたメタボリックケース。なんだけど、外胴プロテクターが時計ケースに一体化したように見えなくもない。

遠目には太っているのか筋肉ガッチリなのかは区別つきにくいのと一緒です。そう、高度に発達したムチムチとガチムチは遠目には見分けがつかない。


3. 魅力その2 ムーブメント

搭載されているのは、セイコーキャリバーVH31。特徴はスイープ運針。スイープ運針とは、秒針がカチ、カチ、と動くのではなく、機械式のようにじいーと流れるように動くタイプ。

なお、カチ、カチ、という動き方をステップ運針と呼びます。
この、ステップ運針の針先がインデックスとズレていることはままあり、性格が非常にキチッとされている方々はその様を見るとけしからんと怒りに震えるそうです。スイープ運針だとその心配はありません。

そして、そのスイープ運針のムーブメントVH31は基本外販であり、セイコーさんが日本国内向けモデルに搭載したのは、この"なんちゃってツナ缶"が初になるという話も耳にしました。
いいじゃないの…!なんで国内初をアピールしなかったのか。 


4. 魅力その3 カラーバリエーション

本家にはないカラーバリエーションを愉しむ。これは、ロレックスサブマリーナーとそのデフュージョンブランドであるチューダーの青サブとの関係を引き合いに出すまでもないでしょう。

ここで思い出してください。そう、紫の文字盤の存在を。

当然のことながら、セイコーダイバーズにも複数の文字盤のバリエーションが存在します。2019年に鳴り物入りで登場したガンダムコラボモデルは、赤、緑、とかつてないカラーリングで単純にカッコ良いとガンダム世代以外からも人気を集めました。

しかしながら、紫の文字盤ってのは、無いんじゃないでしょうか(あったらすみません)。

本家セイコーダイバーズにない色味を愉しむための、敢えての"なんちゃってツナ缶"。いいじゃないですか。


5. 魅力その4 定価

革ベルトでもメタルブレスでも、実売価格は16,000〜17,000円。

確かに、ミニツナ缶あたりは40,000円と、本家ツナ缶と比べるとサイズも値段も大幅ダウンしています。ただ、それでも4万円ですよ?鳩山家と違ってお年玉を期待できないおじさんの懐には、それなりのインパクトをもたらすこと必至です。

そこで、"なんちゃってツナ缶"。新品でも半額以下です。中古でも気にしないなら、1万円以下で手に入ります。

値段の割に、という枕詞は必要かもしれませんが、作りは良いと思います。僕が持っているAGAJ47は、WIREDのロゴ、バーインデックス共にアップライト。バーインデックスと針にはゴールドの縁取りがしてあります。黒地に金の回転ベゼルも高級感溢れる組み合わせでいいよね。 


6. 最後に

ということで、ターゲット層の倍の年齢であるおじさんが買うのはセイコーさんの意図に合致していないかもしれない。が、こんな良いもの、若造に独占させておくのは勿体ない。

敢えて言いましょう。この、WIREDソリディティは、インドアーなおじさんたちにこそ相応しい"ツナ缶"であると。

海にも行かず山にも行かず、夏の暑さに室内にとどまり冬の寒さにも室内にとどまる、そんなおじさんには防水機能は不要。日常生活強化防水でも、十分オーバースペック。  

ほのかに漂うツナ缶風味が醸し出すマッチョ感とアクティブ感。それは僕たちを奮い立たせ、明日また布団から立ち上がる気力、会社に向かう一歩を踏み出す勇気を与えてくれるのです。 

ただ、仕様が革ベルトと金属ブレスしかないので、そのままだとツナ缶感はひじょーに薄い。蛇腹のラバーベルトに替えるのは必須です。
くれぐれも交換作業は自分でやってください。自分で交換することによって得られる達成感は、おれもまだまだやれるんだもんね!、となにかと失われがちな自信を回復させてくれます。

上述の通り、WIRED公式ページにはAGAJ702しか載っていないので、他は製造終了、AGAJ702も時間の問題でしょう。お急ぎください。


最後に、2017年にはこのWIREDソリディティのPRの一環として、スタイルブックなるものが公開されていました。
新社会人と大学生のリアルな日常を切り取るように、ワイアードと過ごすライフスタイルを提案するデジタルスタイルブックです。


残念ながら、既にWIREDホームページ内で掲載が終了しているようで記事内のリンクに飛んでも見ることができません。が、同プレスリリース内に、スタイルブックの一部と思われる写真がありましたのでね、記録として残させていただきます。

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これが、最近の新社会人と大学生の、リアルな、日常…?まじかー。こういう連中がやれナイトプールだのやれ野外フェスティバルだの、盛りのついた犬猫のよにハシャいでるんでしょうな。クゥー。

シリーズ8で思い出しましたが、しばらく前に廃盤になっちゃってるんですよね。実は。

先日、スペックを確認したくてシチズンさんのホームページ見たんです。が、消えてしまっていて。ちょっと前まではシリーズ8の製品ページあったんですが、ページが見つかりません、っつってる。

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歴代モデル検索(シチズンのキセキ)の方にもありません。
 
つまり、シリーズ8、その痕跡すら残っていないのです。

まるで、事件を起こした芸能人のフェイスブックやツイッターやミクシィがコソッと閉鎖されちゃうみたいに。まるで、タイムマシンで過去に行った誰かに歴史を改変されたみたいに。シリーズ8、このまま闇に葬られてしまうのかしら。そんなの、あんまりやん…!

ということで、このまま歴史に埋もれるにまかせるのはあまりに惜しい。いつかシリーズ8が再評価される日のために、ここに記録を残しておくことにします。たとえ、このブログ自体が日の目を見ることはないとしても!

  1. シチズン シリーズ8とは
  2. 特徴
  3. 製品ラインナップ
  4. 何故シリーズ8は終焉を迎えたのか
  5. おまけ

1. シチズン シリーズ8とは

(1)ブランドコンセプト

2008年のブランド立ち上げ時に掲げていたブランドコンセプトは、「モダン コンフォータブル デザイン ウォッチ」
新商品「CITIZEN Series 8」のプロダクトコンセプトは「モダン コンフォータブル デザイン ウオッチ」。様々な異文化と個性を受け入れた街の結晶体である東京から発信するという意味で「モダン」であり、エコドライブ機能によって光のある限り動き続けるという「コンフォータブル(快適さ)」を約束するという。

のっけからシチズンさん独特な言葉の定義が散りばめられています。「東京から発信するという意味でモダン」。
僕らの頭上にいくつものクエスチョンマークを投げかけてくれた後、シチズンさんは続けます。モダンとは何か、と。
Modern(モダン)とは、東京発信。東京は様々な異文化と個性を受け入れた街の結晶体です。東京を構成している「パーツ」はモダンであり、ファッショナブルでもあり、こだわりでもある。

そして、805を発表した2010年頃には、ブランドコンセプトも進化を遂げました。有名なキャッチコピー、「ステイタスよりスタイル。ラグジュアリーではなくスマート。」の登場です。
「ステイタスよりスタイル。ラグジュアリーではなくスマート。」をブランドコンセプトにシチズンが目指す時計の新しい価値観をカタチにしたウオッチ。

このコンセプトを受けて、どういうことや!さっぱり意味がわからん!、とざわついたようです。

「○○より△△」という言い回し、よく耳にしますよね。ナンバーワンよりオンリーワン、とか。花より団子、とか。基本的には相反する2つの物事を並べて、一般的にはこっちかもしれないけれどもそっちの方が良い、と価値観の違いを浮き彫りにする力強い表現手法です。

で、僕なりにちょっと考えたんですけど。シチズンさんは、ステイタスとスタイルという、両立可能なコンセプトを並べてあたかも対立しているかのように述べています。だから僕らの脳みそが混乱したのでしょう。

じゃあ、なんでそんなことをシチズンさんはやったのか。僕が想像するに、シチズンさんは僕らを試したんです。

どっちかを選ぶなんて無理〜ステイタス且つスタイリッシュ、いいじゃないの!、と。ラグジュアリー且つスマート、いいじゃないの!、と。それがシリーズ8じゃん、と。僕らがその新しい結論に辿り着くのを待っていたのでしょう。

その後、808リリースではなんだかトーンダウン。
シチズンが目指す時計の新しい価値観を持つシリーズ。
出典:https://citizen.jp/news/2014/20140703.html

こんだけ。なんだろう。シチズンの目指す時計の新しい価値観が何なのか、はっきり言っていただきたかった。恥ずかしくなっちゃったのかしら。
(2) ターゲット

シリーズ8がターゲットとしていたのは、30代男性。そう、スマホの前のあなたたちです!

まあ、1番安い801でも発売時の定価が17万8500円と高価。ものによってはザ・シチズンより高い。かなり懐に余裕がないと手が出せないですね。
コアターゲットは、自分らしいスタイルと心地よさを求める30代男性。

ちなみに、シリーズ8のイメージキャラクターは福山雅治。キャッチフレーズは「一瞬を生きる君へ」。かあっこいい

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この、島田市☆村松時計店さんという方のブログにポスターの写真が残されていました。素晴らしい。そして、つのだ☆ひろ以外で名前に☆が入っている方、初めて見たかもしれない。


また、発売時には、「都会の一瞬を生き抜く男」を表現するためにリリフランキーが福山雅治の24時間に密着して自宅でのオフショットも含めた同氏の1時間毎の写真を撮り、その写真がドーンと広告に使われたそうです。

http://moeroidol.blogspot.com/2008/11/24.html?m=1

広告の結果、世の中の女性陣がより雅治氏にメロメロになったということです。きっと、雅治氏の顔面ばかりが視線を集め、腕元には誰も目を向けてくれなかったのでしょう。


(3)歴史

2008年に第1弾として801、802、803が同時に発売。
その後、2009年には804がラインナップに入りました。代わりに802と803は廃盤になったようです。

2010年805、2012年806、2013年807と立て続けに新モデルが投入。
2014年にはシリーズ最強の防水性能を持つ808が発売されました。

しかしながら、808が最後のモデルになってしまうのです。

シリーズ8終了の旨は公式発表が出されたわけではないようなので、正確な時期は分かりません。
が、さる筋から得られた情報によると、2018年6月頃にシチズン公式ホームページからシリーズ8は姿を消してしまったと言いますので、おそらく2017年末か2018年初と推測できます。


2. 特徴

(1)デザイン
東京の近代建築を意識してデザインしたケース。
引き算の美意識から生まれたシンプルでモダンなフォルム。

(2)8体構造
一般的に、腕時計のケースは3〜4つのパーツで構成されます。対して、シリーズ8は8ピース構造。

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シリーズエイトの特徴である、「8体構造」のケースは、全てのパーツをひとつひとつ丁寧に磨きあげ、そして、細部にまでこだわりながら理想のラインを追及し、パーツを組み立てています。

8つのパーツ全てに、熟練の職人が手作業で仕上げたザラツ研磨を施しているので、一般的には磨けないようなところなも磨きが入っているそうです。

僕の理解では、例えば普通はケースとラグが一体で鋳造されるので、ケースからラグにかけての繋ぎ目の部分は磨きにくい。それが別パーツにすることで、これまで手が届かなかった隅っこの方まで磨けちゃう、ということのようです。

3. 製品ラインナップ

以下の8種類を展開していました。

2008年 801

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  • ケース径: 43mm
  • ケース厚み: 11mm
  • 防水: 10気圧
  • 主な機能: 

802

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  • ケース径: 43.7mm
  • ケース厚み:
  • 防水:10気圧
  • 主な機能:クロノグラフ

803

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  • ケース径:45mm
  • ケース厚み:
  • 防水:10気圧
  • 主な機能: ビッグデイト、クロノグラフ

2009年 804

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  • ケース径:45.8mm
  • ケース厚み:13.1mm
  • 防水:10気圧
  • 主な機能:ワールドタイム、クロノグラフ

2010年 805

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  • ケース径: 41mm
  • ケース厚み:9.35mm
  • 防水:10気圧
  • 主な機能:

2012年 806 

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  • ケース径: 42.3mm
  • ケース厚み:9.4mm
  • 防水:10気圧
  • 主な機能: ワールドタイム

2013年 807

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  • ケース径:43.6mm
  • ケース厚み:9.6mm
  • 防水:10気圧
  • 主な機能:ワールドタイム、クロノグラフ

2014年 808

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  • ケース径: 45.4mm
  • ケース厚み: 13.8mm
  • 防水: 20気圧
  • 主な機能:

こうやって並べてみると、シリーズ8の進化の様子が分かりますね。デカい厚いと批判されていたケースは徐々に薄く。パーツが分かれていることがサイズの制約になったはずで、それを薄くするのはシチズンさんが弛まぬ努力を重ねた証左でしょう。

そろそろ息切れしてきたので、スペックの説明がスカスカですいません。いずれ追記します。
なお、写真はシチズンさんのカタログ画像を残しておられたブログからお借りしました。


4. なぜシリーズ8は終焉を迎えたのか

前述の通り、シリーズ8が姿を消したのは、2017年末か2018年初と推測されます。

では、何故この時期にシリーズ8はひっそりと終焉を迎えなければならなかったのか。

僕は、2016年5月のフレデリック・コンスタント買収以前から、そのトリガーは引かれていた、撃鉄は起こされていたのだと睨んでいます。

以下は2016年2月にシチズンが発表した、中期経営計画「2018グローバルプラン」後期のプレゼン。

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既に、2016年2月の時点で、高価格帯はカンパノラ、ザ・シチズン、そしてまだM &Aによって獲得する他ブランドを要とする方針が打ち出されています。

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続いて、2018年5月にシチズンさんが実施した、2018グローバルプラン振り返りのスライド。


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要するに高価格帯は、カンパノラ、ザ・シチズン、フレデリック・コンスタント、アルピナで分けていこうね、と。

確かに、これら4つはテイストが異なり、競合しないでしょう。

対して、シリーズ8がターゲットとしていたのはスタイルに拘りを持つ30代男性。これは、フレデリック・コンスタントの顧客層と重複しています。だからシリーズ8を切った。一見、マーケティング戦略としては、教科書的で妥当な判断にみえます。

が、本当にその判断は正しかったのでしょうか? 

僕の想像ですが、シリーズ8のターゲットはスタイリッシュな30代男性」だったかもしれないけれど、実際に喜んで買っていた層は、「ひねくれた30〜40代男性」、なんです。
もともとフレデリック・コンスタントを購入するなんて頭の片隅にもないような、そういう層。その辺の天邪鬼な方々が、グランドセイコーあたりと見比べてシリーズ8の質感の高さを評価し、買っていたんです。だから、たぶん競合しない。

フレデリック・コンスタントよりシリーズ8。そんな新しい価値観があっても良いんじゃないでしょうか。


5. おまけ

シチズンさんの公式ホームページからは、完全に存在を消されてしまった感がありますが、あれこれ検索ワードを変えると、まだいくつかヒットします。その中でひとつ。

「807をご購入のお客様へのお知らせ」(2015年1月22日)

腕時計でリコールなんかあるんですね。このプレスリリースによると、裏蓋が外れやすいのだと。
裏蓋は外れるようにできてるんだから多少外れやすくたって構わないんじゃないかな、エアバッグじゃないんだから大丈夫じゃないかな、と思った方。素人ゆえの浅はかさ。僕かな?

品質に一切の妥協を許さないシチズンさんですから。真正直に発表したのです。その愚直なまでの生真面目さを表わすエピソードとして、後世に語り継がれるべきでしょう。

GINZA RASINさんが、11月25日付けで以下記事をアップされていました。

「2019年 腕時計ブランド業界相関図を作ってみました」
そこで今回は腕時計ブランド業界相関図を作成してみました。2019年の最新版となっており、気になるパテックフィリップやLVMH×ティファニーの動向なども掲載しております。どのブランドがどのグループに属しているのか。この機会に是非把握してみてください※掲載する情報は2019年11月現在のものとなります。


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ちょうど、先日のティファニー買収の報を受けて、そういや現在の腕時計業界はどうなってるんだっけ〜?、と復習したかったところでした。
さすが老舗時計店RASINさん。相関図に加えて解説もつけてくれている。ありがたやありがたや!

今日は、シチズンのシリーズ8 804

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今日は、

仮面ライダーゼロワンの主役の人、ファーブル・ルーバの時計を着用しているんですね。前期の仮面ライダージオウに続いてのファーブル・ルーバ。何かと腕時計が画面に映るようにしてるみたいですね。わかりやすいマーケティング。

しかし、ターゲットがよく分かりません。
だってね、着用しているレイダー・ディープブルー、結構いい値段しているんです。定価28万8000円!仮面ライダーを見た我が子が、あの時計カッコ良いー、とか言って、クリスマスプレゼントにねだられたりしようもんなら、お父さん困ってしまう。
では、子供と一緒に仮面ライダー見てるお父さんをターゲットにしたマーケティングなのか、と言うと、それにしては着用モデルがミスマッチな気がします。ケース径41mmの青黒ベゼルのダイバーズウォッチをスーツに合わせるのは、20代のハツラツたる若者でしょう。

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パワーウォッチさんの記事↓

今日は、タグホイヤーのフォーミュラ1  クオーツ クロノグラフ。

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