改めて申し上げるまでもないですが、腕時計はカッコイイものである。だからつい買っちゃうんだもんね!
誤解を恐れずに言うと、創業者や時計師のおしゃれな名前をブランド名に付けるのも、数々の困難を乗り越えた歴史も、月に行ったとか深海に潜ったとかのストーリーも、ヌーシャテル天文台コンクールなんちゃらだかの受賞歴も、革新的な技術も、過剰な精度も、ESGもなんのそのとばかりにやたらしっかり分厚い化粧箱も全部、腕時計をカッコ良くするための小道具なのであります。
当然、ブランド名自体もカッコ良くなければならない。
日本においては、腕時計ブランド名はアルファベットそのまま又はカタカナで記載されます。
アルファベットはいいんだけど、カタカナて。ふむう。。味気ない。。で、僕は気が付いてしまいました。腕時計のブランド名、もっとカッコ良くしてもいいんじゃないの?
例えば、洋画を日本で配給する際、原題をカタカナにするだけの場合と、映画配給会社が独自に邦題を付けるパターンの2種類がありますよね?
それとおんなじように、腕時計ブランド名もカッコよくする余地があるのではないでしょうか?カタカナにするだけじゃなくてさ。
すなわち、現在の日本腕時計業界は前者のパターン。これを後者に変えることで、腕時計の人気がテスラ株のように爆上がるのではないか、と、わたくし考えているのです。なんせ、腕時計ファンは日本に10万人しかいないらしいからね、裾野を広げるのは急務であります。
ほら、「風と共に去りぬ」やら「死霊のはらわた」みたいに、原題とは違うんだけど言い得て妙!な題名がハマったら、大ヒットに貢献するわけですよね。もちろん中身が一番大事なんだけど。
中国では、腕時計の大多数はブランド名を漢字にしています。しかも、その漢字はブランド名の発音に似た漢字を単に当て字しただけじゃない。意味も含めて、漢字を選んでいるっぽい。
以前にもリストアップしてみたことありますが、抜け漏れが多かった。なので、改めて以下表をまとめてみました。
中国語名とカタカナを並べましたのでね、どっちがカッコ良いか比べてください。ドーン。
(中国語名は、各社HPまたはchrono24を参照)
どうでしょう。まだ抜けてるブランドあると思いますが、このブログを書いてる今はこちら深夜3時。僕は眠いのだよ。
で、いかがですか?簡体字が醸し出す異国情緒も相まって、中華ファンタジー的な創作物にも通ずるオシャレさがありませんか。
基本的にいずれも二つ名若しくは必殺技っぽくてカッコ良いのです(欧米茄と精工は除く)。
やはり一番カッコ良いのはオリエント。「東方双獅」て。強キャラの二つ名なのかな?
ちなみに、オリエントスターは「東方星作」。ちょっと人名っぽくなるのね。
チューダーの「帝舵皇家」は銀河英雄伝説と見紛う高貴さ。または老舗中華料理屋ですな。
ピアジェが「伯爵」。ボームアンドメルシエが「名士」となっているのを見て、うふふと笑みが溢れました。なぜだろう。

オーデマピゲの「愛彼」。煩悩に塗れた昼下りの爛れた情事的印象を受けますが、中華文化圏では意味が違うのかしらん。
ロレックスの「劳力士」の劳という漢字、労働者の労だと思います。「働く太ったおじさん」という印象を受けちゃいます。それで良いの?
そしてリシャールミルの「理查德米勒」が醸し出す、えもいわれぬ弥勒菩薩的有難さよ!
いかがでしたでしょうか?漢字になると、グッと高まる宝物感。そうだ、腕時計は宝物なのじゃよ……
以上、中国での名付けを参考に、日本でも時計ブランド名を漢字化してみてはいかがでしょうか、という提案でした。

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