こいつマウント取ろうとしていると受け止められたら恐縮なんですが、わたくし多少スペイン語が話せます。南米の国に駐在して累計10年近いので、駐在歴を考えると見劣りするレベル感の語学能力なんですけど、それは生来の人見知りで他人の前で口を開く機会があんまりないゆえ仕方がないのです。

どちらかと言えば読み書きの方が得意。ただ、スペイン語キーボードに慣れなくて結局英語入力方式でキーボードを叩いてきました。英語キーボードだと何が問題かというと、英語に無くてスペイン語に存在するアルファベットが打てないわけです。具体的には、「N」の上に「〜」が乗っているやつ。ñです。
アルファベットの読み方は「エニェ」で、母音とくっ付いて「ニョ」とか「ニャ」という音になることが多い。かわいいのだ。

このNの上に〜が乗った「エニェ」を使う単語で頻出なのが、

año

であります。「アニョ」と読んで、意味は「年」。めちゃくちゃよく使う単語。

で、このñは、英語入力キーボードだと当然出てこない。従って、anoと打ち込んで、修正機能でañoが出てきたら直す、というのをやっていました。しかしながら、段々面倒になってしまった。anoのままでも、そんなん当然分かるだろう、と。そう思ってこの数年はずっとanoで押し通してきました。

そんで昨日なんですけどね、上司が僕の作ったプレゼンをせこせこ直している。覗き込むと、anoをañoに訂正していた。細かいやつだな、と鼻で笑いましたが、ちょっと話があると呼ばれました。ふたりきりの会議室で、anoだとスペイン語でおしりのアレになるから偉い人に提出する大事な資料ではやめてくれ、と。はああー?


ホントだった。コトバンクにも載ってた。anoはスペイン語ではおしりのアレなんだと、マジなやつであった。そういえば、あのちゃん、って名前のアイドルのひといましたよね。あのちゃん、あんたってお人は…!

今日はタグホイヤー プロフェッショナル1500


「今年」はスペイン語で、「este año」、毎年は「cada año」です。Nとñが入れ替わると、このおしりのアレ、各々のおしりのアレ、という意味になっちゃいますな!だいぶ文脈が変わってしまう。みなさんもお気を付けてください。


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よく考えたら、上司ってのは部下の尻拭いをするものだもんね。部下である僕が作った成果物の「ano」を「año」に修正していくというのはかなり上司の本懐を果たしたということになるのでは。

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