めずらしく出張が続きました。行き先が国内であっても交通手段が新幹線であってもわたくし、出張時にはそれにふさわしい時計を持っていき、旅情気分を高めるようにしています。
というのも、僕は基本的に出張好きなんだけど、その内容次第ではあんまり気乗りしないこともあるから。
そりゃあ、どんなに気分が上がらないときでも腕元に乗っているのがパテックフィリップのワールドタイムだとしたら、行き先が国内であっても隣県であっても、目的が謝罪だろうがクレームだろうがなんだろうが、その腕元の世界を股にかける感・非日常感がぼくたちのパフォーマンスを爆上げしてくれることでしょう。でも僕らの腕にはパテックフィリップはないし、僕の背中には羽がない。ではそれ以外でアゲていこうじゃないか!
ということで、今日はこれです。
腕時計を150本以上買ってしまった時計おじさんことわたくしめが「旅情を高めてくれる時計」をおすすめさせていただきます。

イラストの時計はパテックフィリップのワールドタイムへの憧れを隠しきれていませんな。
TISSOT ヘリテージナビゲーター(復刻版ワールドタイマー)
まずはこちら。ワールドタイマーといったらこれでしょ。

世界を股にかけるぜ!羽田空港第1ターミナル(国内線)にて。
文字盤が都市名の書かれたディスクになっていて、回転します。チャプターリングに24時間表示が刻まれているので、それで各都市の時間が読める、というもの。

オリジナルが登場したのは1951年。アイディアすごいですよね。
ロンジン リンドバーグ復刻
続いて僕の大好きなロンジンのリンドバーグ復刻。まず名前がいいですよね。

世界を股にかけるぜ!フーターズ銀座店より。20年くらい前のアメリカでは、チップを渡すとフラフープとかやってくれました。わたしは目を点にしてワーオ…イッツアワールド…、と呟いたものです。
ワールドタイム機能に加えて、文字盤に世界地図が書いてあるなんて、てんこ盛り過ぎじゃありませんか…!

袖口がボロボロですいません。でも時計が当たるからさあ…
ミドー オーシャンスターデコンプレッションタイマーワールドタイム
これもワールドタイムでした。わたしが出張時の時計の選びポイントのひとつと考えるのは、目立たないこと。時計が目立ってもいいことなんかひとつもないからね!犯罪者を引き寄せるだけです。

おっとこれはワールドタイムと言いながら、GMTじゃないか。
そういう観点では、このミドーオーシャンスターデコンプレッションタイマーワールドタイムは不適格でありましょう。実際、出張も旅行にも着けて行ったことはありません。

せいぜい動物園に着けていくくらい。シルクロードが原産?でしたっけ。ヘビクイワシはカッコいいですよねえ。孤高の顔をしている。わたしもかくありたいものです。
ところでみなさん、ワールドタイムって時間読みにくくないですか(小声)?そんなアナタには、直感的にホームタウンと今いる場所の時間が分かる、デュアルタイムの時計をおすすめします。
ボームアンドメルシエ ハンプトンデュアルタイム
縦に時計が2つ並んでいるやつです。ありますよね?僕は僕以外でスチュワーデスさんしか実際に着けている人を見たことないですけど。

ちょっとローランド氏みたいな言い回しになってしまいました。こんな時計を着けているのは僕か、僕以外か。僕以外ならスチュワーデスだ。

成田空港にはだいぶ前から一風堂がありましたが、九州じゃんがらもできたんですね。でもだいぶ記憶と違いました。九州じゃんがらのチャーシューって、ホロホロに崩れたタイプじゃなかったでしたっけ?卵の白身はカチカチではなかったですよね。そして僕はトマトの辛いやつが好きなんですけど、置いてませんでした。
ハミルトン デュアルタイム
ハミルトンでも同様の機構を持った時計があります。たぶん1980年代か90年代に一瞬流行ってるんですよね、TISSOTのバナナウォッチをはじめ、他ブランドもも見かけます。ただ、着けている人は見かけません。

時差があんまり無い、もしくは地球の反対側だと、やってる感が出ませんけどね。
なお、これらはご覧の通り縦長のスクエアケース。幅が細いじゃないですか?従って、並べて着けることも可能。

4タイムゾーンだ!背景ガストの看板でも、そこはインターナショナル。
なんと4タイムゾーンを同時に見ることができる。どひゃー。
視認性、という観点では、GMTもいいですよ。少なくともホームタイムは分かりやすい。
GMTとは、時針、分針、秒針、に続く第4の針・GMT針とチャプターリングに刻まれた24時間計から任意の国の時間を読み取る、というもの。①との違いは、チャプターリングは固定で針の方が動くことです。
ボームアンドメルシエ リビエラGMT

食べかけじゃないですよ?アメリカが誇るチャイニーズレストランであるパンダエクスプレスのプレートランチ。買ってすぐなのに蓋を開けたら漂う残飯感。ゴッド・ブレス・アメリカ!
ボームアンドメルシエ ハンプトンGMT
同じくボームアンドメルシエから。

個人的な意見ですけど、ボームアンドメルシエを選ぶ人間ってのはなんらかの屈折を抱えていたり拗らせているタイプなんですよね。覚悟して付き合ってあげてください。
ところでわたしの個人的な印象ですけど、シチズンさんは割とユーザーフレンドリーな時計を作ってくださいます。多機能なソーラー電波時計は操作方法がわかりにくいのでネットの操作説明書無しには時刻合わせもできない。ということは、起きるわけですよ。海外に到着していざ時計の時差を調整しようとして、やり方がわからん!、っつー事態が。
そこでダイレクトフライトです。都市名のディスクがありますから、竜頭引いてくるくる回して、任意の都市に設定して竜頭を戻すだけ。そんだけですよ。
シチズン アテッサ ワールドタイム

あれ?これはダイレクトフライト搭載モデルだったかな。まあいいか。
文字盤には黒地で世界地図が描いてあります。世界地図が書かれた時計ってカッコよくないですか?
シチズン シリーズ8 804
これは旧シリーズ8です。「ステイタスよりスタイル。ラグジュアリーではなくスマート」をキャッチフレーズとした、「モダンコンフォーダブルデザインウォッチ」なプロダクト。なんのこっちゃ分かりませんね!

カクカクっとしたラグスポと呼ばれたがっている新生シリーズ8とはまるで別物。

ケースのステンレススチールは高品質で見た目もカッコよく、実用的な機能も気に入っていました。
ただ、ちょっとデカくて手首の上での座りがいまいちで。それもあり、駐在から帰国する際、現地の同僚にあげてしまったんです。その同僚はこの804を良い時計してるねと褒めてきたことがあり、喜ぶかなと。でも今買い直そうか悩んでいます。
デジタルとアナログで別々の時間を表示させる時計も、出張時には大変役に立ちます。え、それってつまり…?ブライトリングのエアロスペースってことだな!
ブライトリング エアロスペース E65062
スポーティなラバーベルトだと長時間着けっぱなしになるフライト中も快適に過ごせます。

成田空港の一風堂で。からか麺、なる辛いラーメン。ついついこういう辛いのを頼んでは、やっぱ普通のにしときゃ良かった、と思う人生であった。
ブライトリング エアロスペース E79362
アヴァンタージュの後、エヴォの前、の無印エアロスペースです。見分け方は文字盤のギョーシェ。他のエアロスペースに無い特徴です。

ブライトリング エアロスペース E56065
初期のエアロスペースは、とにかく軽くて薄い。ただ、古いものなので旅先には持っていかないようにしています。

そうだ、オールドクオーツなんてのもいかがでしょうか。ベゼルを回して都市名を合わせ、竜頭を一押し。ぐるぐると24時間針が回って任意の都市の時間を指してくれます。
ミドー ワールドタイマー
ミドーの誇る1990年代の名品。

文字盤の世界地図がタッチが雑でかわいいんですよ。
TISSOT クオーツナビゲーター
これも同じETAのムーブメントが搭載されています。

モデル名が①で挙げたTISSOTを代表する機械式ワールドタイマーと同じ「ナビゲーター」なんだけど、だいぶ違う。
あれこれご紹介してきましたが、スマホ全盛期の現代。正確な時間はスマホで確認すりゃいいんだから時計なんてだいたいわかれば十分じゃい!てやんでえ!……そう思ってませんか?
そんな貴方におすすめなのが、こちら。
オリエントのワールドマップ復刻

こちら、内転リングに24時間が刻まれていて、回転させることができます。しかし、時計のムーブメントの方はシンプルな3針。文字盤も動いたりはしません。それで第二タイムゾーンを読み取れるのかい?
オリエントさんによると、使い方は以下です。
目視でなんとなく自分のいる経度に24時間表示の現在時刻を合わせることで、あーアメリカは朝だからあの子はそろそろ起きたかしらね…、と思いを馳せることができるのです。

ロマンチックでしょ。
いかがでしたか?僕らの腕にパテックフィリップのトラベルタイムはなくとも、僕らの背中に羽根はなくとも、ロマンチックを載せることはできるのであります。

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というのも、僕は基本的に出張好きなんだけど、その内容次第ではあんまり気乗りしないこともあるから。
そりゃあ、どんなに気分が上がらないときでも腕元に乗っているのがパテックフィリップのワールドタイムだとしたら、行き先が国内であっても隣県であっても、目的が謝罪だろうがクレームだろうがなんだろうが、その腕元の世界を股にかける感・非日常感がぼくたちのパフォーマンスを爆上げしてくれることでしょう。でも僕らの腕にはパテックフィリップはないし、僕の背中には羽がない。ではそれ以外でアゲていこうじゃないか!
ということで、今日はこれです。
【提案】旅情を高めてくれる腕時計7選
腕時計を150本以上買ってしまった時計おじさんことわたくしめが「旅情を高めてくれる時計」をおすすめさせていただきます。
イラストの時計はパテックフィリップのワールドタイムへの憧れを隠しきれていませんな。
おすすめ① ワールドタイマー
TISSOT ヘリテージナビゲーター(復刻版ワールドタイマー)まずはこちら。ワールドタイマーといったらこれでしょ。

世界を股にかけるぜ!羽田空港第1ターミナル(国内線)にて。
文字盤が都市名の書かれたディスクになっていて、回転します。チャプターリングに24時間表示が刻まれているので、それで各都市の時間が読める、というもの。

オリジナルが登場したのは1951年。アイディアすごいですよね。
ロンジン リンドバーグ復刻
続いて僕の大好きなロンジンのリンドバーグ復刻。まず名前がいいですよね。

世界を股にかけるぜ!フーターズ銀座店より。20年くらい前のアメリカでは、チップを渡すとフラフープとかやってくれました。わたしは目を点にしてワーオ…イッツアワールド…、と呟いたものです。
ワールドタイム機能に加えて、文字盤に世界地図が書いてあるなんて、てんこ盛り過ぎじゃありませんか…!

袖口がボロボロですいません。でも時計が当たるからさあ…
ミドー オーシャンスターデコンプレッションタイマーワールドタイム
これもワールドタイムでした。わたしが出張時の時計の選びポイントのひとつと考えるのは、目立たないこと。時計が目立ってもいいことなんかひとつもないからね!犯罪者を引き寄せるだけです。

おっとこれはワールドタイムと言いながら、GMTじゃないか。
そういう観点では、このミドーオーシャンスターデコンプレッションタイマーワールドタイムは不適格でありましょう。実際、出張も旅行にも着けて行ったことはありません。

せいぜい動物園に着けていくくらい。シルクロードが原産?でしたっけ。ヘビクイワシはカッコいいですよねえ。孤高の顔をしている。わたしもかくありたいものです。
おすすめ②デュアルタイム
ところでみなさん、ワールドタイムって時間読みにくくないですか(小声)?そんなアナタには、直感的にホームタウンと今いる場所の時間が分かる、デュアルタイムの時計をおすすめします。ボームアンドメルシエ ハンプトンデュアルタイム
縦に時計が2つ並んでいるやつです。ありますよね?僕は僕以外でスチュワーデスさんしか実際に着けている人を見たことないですけど。

ちょっとローランド氏みたいな言い回しになってしまいました。こんな時計を着けているのは僕か、僕以外か。僕以外ならスチュワーデスだ。

成田空港にはだいぶ前から一風堂がありましたが、九州じゃんがらもできたんですね。でもだいぶ記憶と違いました。九州じゃんがらのチャーシューって、ホロホロに崩れたタイプじゃなかったでしたっけ?卵の白身はカチカチではなかったですよね。そして僕はトマトの辛いやつが好きなんですけど、置いてませんでした。
ハミルトン デュアルタイム
ハミルトンでも同様の機構を持った時計があります。たぶん1980年代か90年代に一瞬流行ってるんですよね、TISSOTのバナナウォッチをはじめ、他ブランドもも見かけます。ただ、着けている人は見かけません。

時差があんまり無い、もしくは地球の反対側だと、やってる感が出ませんけどね。
なお、これらはご覧の通り縦長のスクエアケース。幅が細いじゃないですか?従って、並べて着けることも可能。

4タイムゾーンだ!背景ガストの看板でも、そこはインターナショナル。
なんと4タイムゾーンを同時に見ることができる。どひゃー。
おすすめ③GMT
視認性、という観点では、GMTもいいですよ。少なくともホームタイムは分かりやすい。GMTとは、時針、分針、秒針、に続く第4の針・GMT針とチャプターリングに刻まれた24時間計から任意の国の時間を読み取る、というもの。①との違いは、チャプターリングは固定で針の方が動くことです。
ボームアンドメルシエ リビエラGMT

食べかけじゃないですよ?アメリカが誇るチャイニーズレストランであるパンダエクスプレスのプレートランチ。買ってすぐなのに蓋を開けたら漂う残飯感。ゴッド・ブレス・アメリカ!
ボームアンドメルシエ ハンプトンGMT
同じくボームアンドメルシエから。

個人的な意見ですけど、ボームアンドメルシエを選ぶ人間ってのはなんらかの屈折を抱えていたり拗らせているタイプなんですよね。覚悟して付き合ってあげてください。
おすすめ④シチズンのダイレクトフライト
ところでわたしの個人的な印象ですけど、シチズンさんは割とユーザーフレンドリーな時計を作ってくださいます。多機能なソーラー電波時計は操作方法がわかりにくいのでネットの操作説明書無しには時刻合わせもできない。ということは、起きるわけですよ。海外に到着していざ時計の時差を調整しようとして、やり方がわからん!、っつー事態が。そこでダイレクトフライトです。都市名のディスクがありますから、竜頭引いてくるくる回して、任意の都市に設定して竜頭を戻すだけ。そんだけですよ。
シチズン アテッサ ワールドタイム

あれ?これはダイレクトフライト搭載モデルだったかな。まあいいか。
文字盤には黒地で世界地図が描いてあります。世界地図が書かれた時計ってカッコよくないですか?
シチズン シリーズ8 804
これは旧シリーズ8です。「ステイタスよりスタイル。ラグジュアリーではなくスマート」をキャッチフレーズとした、「モダンコンフォーダブルデザインウォッチ」なプロダクト。なんのこっちゃ分かりませんね!

カクカクっとしたラグスポと呼ばれたがっている新生シリーズ8とはまるで別物。

ケースのステンレススチールは高品質で見た目もカッコよく、実用的な機能も気に入っていました。
ただ、ちょっとデカくて手首の上での座りがいまいちで。それもあり、駐在から帰国する際、現地の同僚にあげてしまったんです。その同僚はこの804を良い時計してるねと褒めてきたことがあり、喜ぶかなと。でも今買い直そうか悩んでいます。
おすすめ⑤デジアナ
デジタルとアナログで別々の時間を表示させる時計も、出張時には大変役に立ちます。え、それってつまり…?ブライトリングのエアロスペースってことだな!ブライトリング エアロスペース E65062
スポーティなラバーベルトだと長時間着けっぱなしになるフライト中も快適に過ごせます。

成田空港の一風堂で。からか麺、なる辛いラーメン。ついついこういう辛いのを頼んでは、やっぱ普通のにしときゃ良かった、と思う人生であった。
ブライトリング エアロスペース E79362
アヴァンタージュの後、エヴォの前、の無印エアロスペースです。見分け方は文字盤のギョーシェ。他のエアロスペースに無い特徴です。

ブライトリング エアロスペース E56065
初期のエアロスペースは、とにかく軽くて薄い。ただ、古いものなので旅先には持っていかないようにしています。

おすすめ⑥変わり種のクオーツ
そうだ、オールドクオーツなんてのもいかがでしょうか。ベゼルを回して都市名を合わせ、竜頭を一押し。ぐるぐると24時間針が回って任意の都市の時間を指してくれます。
ミドー ワールドタイマー
ミドーの誇る1990年代の名品。

文字盤の世界地図がタッチが雑でかわいいんですよ。
TISSOT クオーツナビゲーター
これも同じETAのムーブメントが搭載されています。

モデル名が①で挙げたTISSOTを代表する機械式ワールドタイマーと同じ「ナビゲーター」なんだけど、だいぶ違う。
おすすめ⑦時間なんてだいたいで良い!そんな貴方に
あれこれご紹介してきましたが、スマホ全盛期の現代。正確な時間はスマホで確認すりゃいいんだから時計なんてだいたいわかれば十分じゃい!てやんでえ!……そう思ってませんか?そんな貴方におすすめなのが、こちら。
オリエントのワールドマップ復刻

こちら、内転リングに24時間が刻まれていて、回転させることができます。しかし、時計のムーブメントの方はシンプルな3針。文字盤も動いたりはしません。それで第二タイムゾーンを読み取れるのかい?
オリエントさんによると、使い方は以下です。
ケース4時位置のりゅうずで操作する24時間表示内転リングを文字盤に描かれた南半球から見た世界地図に合わせることで各地のおおよその時刻が把握できる簡易ワールドタイム機能には、海外旅行への憧れが象徴されていました。
目視でなんとなく自分のいる経度に24時間表示の現在時刻を合わせることで、あーアメリカは朝だからあの子はそろそろ起きたかしらね…、と思いを馳せることができるのです。

ロマンチックでしょ。
いかがでしたか?僕らの腕にパテックフィリップのトラベルタイムはなくとも、僕らの背中に羽根はなくとも、ロマンチックを載せることはできるのであります。
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